冬休みの過ごし方は、授業時間制度+自立訓練にチャレンジ

こんばんは、かたづけまぐろです。

夏休み、学校と同じ授業時間に区切る過ごし方が長男に好評でした。
なので、冬休みもそのようにするか確認すると、『もちろん』とのこと。
https://note.com/katadukemaguro/n/nc67298884cb4

今回は、それにプラスして家事のお手伝いや生活習慣をやってほしいなと思い、自立訓練表(仮)を作りました。
自立訓練と言っても基本はお手伝いですが、寝る時間や起きる時間なども習慣になるようにセットにしました。

まずは、考えられる限りのお手伝いや、生活の自立にかかわるような事柄をリスト化しました。その上で、子どもたちにももちろん意見を出してもらいます。

そこに、以下の項目を書き込んでもらいました。
①必要と思う作業時間
②自分にとっての難易度
③実行すべきと考える頻度

面白いのは、上の子は時間的な見積もりが甘く、下の子は時間の見積もりがかなり多いです。

上の子の場合、いつも作業を甘く見ていて、その通りにならないで、一人で焦ったり怒ったりして絶望している理由がよく分かります。頻度も基本は毎日やったほうがいいことが多く、マイナスしにくいタイプな気がしました。

下の子は、自分が取り掛かるのが遅いのも理解してるのか?物事がとても大きく感じられて動けないのかな…?と感じる書き方で、やることもそんな毎日やらなくていいでしょと大雑把さがよく分かる。
(ある意味で私が普段からどうしてるのかよく見てる気もします)

そして、それを見ながらお手伝いごとに金額を設定し、今回は『お年玉』という形で、やった分をまとめて渡すことにしました。
毎回小銭で渡すのもしんどいし、結果が分かりにくいので。

本来、お手伝いやら生活習慣は報酬を出さずにやるべきとは理解しています。
が、自分にとって、苦にならない手伝いなどを満遍なくやって欲しいというのもありますし、私の実験に参加してもらうという意味で金銭の褒美を出すことにしました。

冬休みに規則正しく過ごすのって、難しくないですか?

毎日やればそこそこまとまった金額となり、
もちろん私にとって負担の大きい作業は金額も大きい設定にしました。

本人にそのお手伝い1つを例にあげて、これはいくらだと思うか聞き、それはあなたが私(母)に払える額だよね?と確認したりしました。
あまりに価値を過大に考えているなら、思った額よりも小さいことで興味がなくなる=実行しなくなる、からです。

授業時間制の中に、このリストを行う自立訓練の時間が組み込まれる形です。(学校で言う掃除、朝学習の時間に実行。)

やらなければやらないなりの、
やったらやったなりの結果(お年玉)が返ってくるわけで、これが吉と出るか凶と出るか…

今回の実験は、
二人がそれぞれ苦にならないお手伝いを見つけたり、
良い生活習慣を意識するきっかけだったり、
家族が1つのチームとして、手分けするとか、所属してる感覚が見つかるといいのかな、
普段から、自分がやっていないことを誰かがやってくれていることに気づいてくれると良いなぁと思っています。

これでお手伝いを身につけてほしいなんて高望みしないよう肝に銘じないと…。

何にせよ、
初めての試みですし、問題点は出てくると思うので、その都度子どもとどうしていくかを考えていけたらと思います。

以前は、そんなことを教えるくらいなら自分でやったほうが早いし!と考えいました。
ただ、人を頼ることを少しずつ、相手ができる範囲でお願いすることの意味を考えられるようになりました。

この試みの結果を、また冬休みの明けた頃にご報告できれば嬉しいです。

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