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薬局業務改善プロジェクト②~従業員たちのクセが強い。強すぎる~

配属になった初日から、大変だなこりゃと実感。
業務改善以前の問題、山積み。

帯状疱疹の痛みはいつまで私に付きまとうのか?心も体もボロボロですわ。


従業員たちの抵抗

業務改善を命じられて、その薬局に配属されたが最初から誰も親切ではなかった。そりゃまあ、自分たちのやりかたにダメ出ししに来たやつなんかに優しくなんてしたくないだろうけど。

まず、仕事をおしえてもらえない。薬局ごとに作業の流れや、そこのルールがあるだろうに。後からわかったことだが「教えてほしいと言ってこなかったから教えなかった。」そうだ。
実際は、何度か「この場合はどうしますか?」とか、「もし私がわからなくてうろうろしていたら、声かけてください。間違ったことしてしまうかもしれないので」と言ったら。
「見たらわかるでしょ、見てください、自分で!!」と一人の薬剤師Aに罵倒された。
さらには、手順がわからなくて薬袋を持って「これはどの患者さんのですかね」と聞いたら、「いいから!!」と言われて無理やり引ったくられた。

帯状疱疹の痛みがひどくなる。あいたたた……。

薬剤師Aの場合

その薬剤師Aは態度が悪く、管理薬剤師の言うこともきかないし勤務態度も悪いため、経営側から「辞めると言われたら止めなくていい」と言われていた。

休憩時間も守らず、毎回10分くらいはオーバーしている。注意しても直さない。都合の悪いことがあると、具合が悪いといって急に帰宅。びっくりする勤務態度!!そんな人、本当にいるんだ。

よく見ていると、今やらなくていいことを、さも忙しそうにやっている。患者さんを待たせてまでやることではないので、「急ぎではないのだから、後回しにして」と言ったら「急ぎです!!」と抵抗。あと6時間後くらいに来る患者さんの調剤をするといって聞かない。

実際、長年その薬局で間違ったやり方をしている事項について注意し、直すように伝えた。それに対して「長年このやり方でやってきた歴史が!!」とかなんとか私に聞こえるように遠くで叫んでいる。
患者さんにも聞こえている。

どうしたのか確認しに行くと「そんなやり方をする意味がない。今までもこうやってきた。」と主張
患者さんを無駄に待たせていることが多いこの薬局で、待ち時間を少しでも減らすためにやり方を変えるように指示したのに、自分たちのやり方を変える気がないと。
挙句の果てに、私ともう一人一緒に改善のために来てくれた薬剤師に、もといた薬局に帰れと言う。

上司に爆発

すぐに上司(経営者薬剤師)に連絡し、来てもらう。薬剤師Aは、私の悪口と不満のありったけを吐き出して、「辞めてやる」と、話の途中で帰っていった。
上司としては、まず注意→警告→退職とさせたかったようだが、自分から退職すると言い放って出て行った。肩の荷が少し降りた。

彼女の言い分は、新しく入ってきた薬剤師2人は全然仕事ができない。教えてほしいとも言ってこない。改善するとかいうから、もっとてきぱきしている人だと思った。言葉遣いもきついし、とのこと。どの口が言うんだか。
自分が注意されたことや、都合の悪いことはいっさい言わなかったそうな。
どうでもいいけど。先に上司には報告してあるから。

薬剤師B

さらに、なぜか関係なさそうな、とくに注意もしていない薬剤師Bが、上司に言いたいことがあると息巻いている。

仕事を選んでしているようには見えるが、パートさんだししょっちゅう急に休んでいるほかは、とくに問題がある薬剤師には見えなかったが。どうも、薬剤師Aが私たちと言い争ったりするのを見ているだけで動悸がするそうだ。
だから、辞めると上司に言ったらしい。「私はメンタルが弱いんです」と。
上司は、とめなかった。退職の日を相談して決めたそうな。

しかし、そのメンタル弱薬剤師Bは、今の薬局は居たくないけど、私が立ち上げをしたもとの薬局で働きたいと言い出したそうだ。
上司もびっくり「ずうずうしいったらない」と後でこぼしていた。メンタルが弱いって、どういう人のことを言うんだろう。

正直なところ、私が元居た薬局は薬剤師一人一人にかかる仕事の比重が大きくて、全体をよく見て即座にいろいろ判断できるようでないと、勤まらない。それほど優秀な人たちを残してきた。そんなところにこの薬剤師Bは、何をしに行きたいというのか。
もちろん、即座にお断り。退職の手続きへどうぞ、になった。

びっくり仰天 まさかの出勤

薬剤師Aが退職するというので、私も少し心が軽くなり、新たな気持ちで出勤した。一応、もうAは出勤しないよね?と上司に確認して「私物を取りに来るかもしれないがその日は決めてあるから、ほかの日はすべて有給休暇で休ませて、そのまま退職」とのこと。
「しれっと出勤してきたら怖いよね」とも言っていた

薬剤師Aはしれっと出勤してきた。朝の掃除もはじめた。荷物を取りに来たわけでもなさそう。
みんなびっくり仰天。すぐに上司に電話。本人と話してもらう。
追い返されていた。もちろん、ごめんなさいはなかった。

誰が悪いのか。やっぱり私なのか

中立的な立場の薬剤師もいる。彼女からは、やっぱり私が悪いという意見だったらしい。

薬剤師Aは、自分のやりたい仕事しかしないしとんでもない薬剤師だというのは全員思っていたそうだ。でも、注意すると機嫌が悪くなって仕事しなくなったり、帰ってしまったりするから、みんなで機嫌をとっていた。のだそうだ。

その流れ壊した私が悪いのだと。上司と一緒に頭を抱える日々はまだ続きそうだ。




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