TAKA-nakayama

こんにちは。長くゲーム屋さんをやっています。人と人の間に発生するエンタメやコミュニケー…

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こんにちは。長くゲーム屋さんをやっています。人と人の間に発生するエンタメやコミュニケーションが好きです。

最近の記事

2024年7月出張日記⑦

おはようございます。昨晩の StreetFighter Ⅲ 3rd Strike盛り上がりましたね!後方で観ていたのですが会場の盛り上がり方が素晴らしかったです。これぞEVO、これぞFGCというのを体験できました。25年前のタイトル。自分が入社した移植版がでたりしてプレイヤー(全然上手くないけど)から開発サイドになるタイミングだったり、背景班(弊社用語でSCR)配属になってユリアンステージを描かれた方がメンターとなってくれたりと思い出深いゲームです。 メンターの先輩からは色

    • 2024年7月出張日記⑥

      おはようございます。EVO 2024 Day2です。今日はインタビューが1件とサイン会が1時間、打ち合わせが1件だけなので試合を沢山観戦できそうです。 仲良しのTheaさんも来るはずでしたが、マイクロソフトのシステム障害で飛行機が飛ばず今回は会えませんでした。渡航にもかなり影響が出ている様ですね。 サイン会無事に終わりました。ご来場頂き誠にありがとうございます。アーケードコントローラーや私物に書いて〜という方が結構多く時間が長くなってしまいました。ただのサラリーマンの名前

      • 2024年7月出張日記⑤

        さあはじまりましたEVO2024!朝8時半からオープン。ちょっと眠たいので歩いて会場に向かいます。43℃とは思えない爽やかさ。湿度がないのが良いですね。とは言え熱中症にはご注意を。水飲みや〜。 コントローラを手に持ち足速に選手達が会場に入って行きます。写真多めでいきます! 午後からはポスターサイン会があるので行ってきます〜。

        • 2024年7月出張日記④

          おはようございます。時差ボケもなくスッキリ起きる事ができました。お昼過ぎから設営&パス受け取りなのでちょっと仕事してから集合です。 ロビーで北米支店メンバーと合流しランチします。WEBミーティングもしてるし1月ぶりの再会ですが会えると嬉しいですね。 昨日書いた課金冷蔵庫の話しですが水1本$80らしいです。1階のロビーにFreeの給水コーナーがあるので水筒or空のペットボトルを持っていきましょう。 今日は曇りなのでホテルから歩いて15分。 会場に着きました。パスを受け取り

        2024年7月出張日記⑦

          2024年7月出張日記③

          2時間近く遅れてロサンゼルス→ラスベガス便が飛びました。1時間ちょっとのフライトなのでウトウトしていたらすぐにつきます。空調が効いていて寒かった。 荷物受け取りは電車に乗って移動後に受け取ります。ご注意を。ちらほら格闘ゲームプレイヤーさん達にお会いします。 UBERを頼んでようやくチェックイン。21時半です。家を出てちょうど24時間くらいでしょうか。今回は飛行機内で寝れましたので時差ボケは大丈夫?だと思います。 ラスベガスのホテルで要注意なのは冷蔵庫です。扉を開けただけ

          2024年7月出張日記③

          2024年7月出張日記②

          親子で並びたいので席を交換して、と言われたので座席を移っての離陸です。一番前の席になったので机的な部分が小さくてPC作業はできず、Steamdeckもお休み。昨晩遅かった(意図して遅寝した)ので音楽聴きながらすぐに寝ました。ウサギのアイマスクつけて。飛行機内は寒くなる事が多いので上着必須。 目が覚めて携帯でAmazonプライムでダウンロードしてきたポリスストーリー(吹き替え版)を1〜3まで観ていたらロサンゼルス着。荷物を一度ピックして乗り換えです。ジャッキーは凄いわ。何度も

          2024年7月出張日記②

          2024年7月出張日記①

          毎年この季節になると様々な事案が怒涛の様に押し寄せてきます。非常にありがたい事です。ゲーム屋さんにとって初夏から秋は重要な時期。 6月のSummerGameFestにはじまりドイツで開催されるGamescom、東京ゲームショウと大きなイベントが続きます。 今回はアメリカ ラスベガスで開催される最大規模の格闘ゲームの祭典EVOに向かいます。会場で沢山の方々にお会いできるのが楽しみです。 1週間北米に滞在後、帰国日に本日発表になったスシローさんとのコラボ店舗設営立ち合い→キャラ

          2024年7月出張日記①

          【ライブ日記】鈴木Mob.さん&にっぽんワチャチャさんみてきた6/23

          すっかり暑くなってきました。大江戸線の冷房が強いなと感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?暑梅雨の季節ですね。梅雨と言えば小雨。小雨と言えば生誕祭です。生誕祭とは推しのキャラクターや人物の誕生日を祝う事です。推しと言えば豪鬼使いでお馴染みの鈴木Mob.さんの事です。 2024年6月23日(日)渋谷ストリームホールにてMob.さん生誕祭がありました。本当の誕生日は4月10日です、こまけぇ事はいいんです。 構えていた方向と違う所からぶん殴られたような衝撃。普段のお笑

          【ライブ日記】鈴木Mob.さん&にっぽんワチャチャさんみてきた6/23

          【ライブ日記】にっぽんワチャチャさんみてきた5/26

          5月末と言えばみなさん何を想像されるでしょうか?そうです、2025年度の新卒採用です。私は全く想像していませんでした。令和の今、企業説明会も戦国時代。色々な形があります。 株式会社セブンコードさんの「ブラック企業vsホワイト企業」という対バンライブに行ってまいりました。VSシリーズはテンション上がりますね。フライヤーに書かれている通り「就活生限定」の1部とかつて「就活生」だった人も入れる2部の構成になっていました。就活生だったころに思いを馳せながら2部に参加してきました。

          【ライブ日記】にっぽんワチャチャさんみてきた5/26

          【ライブ日記】メッツァトル(Metsatöll)みてきた

          ライブ日記です。 2024年5月19日(日)あまり良くない天気の中、心斎橋PANGEAにエストニアからあのバンドが初来日です(正確に東京、名古屋、大阪ツアー)。ヘルシンキのフィントロール (Finntroll)のサポートアクトとして結成25周年にして初の日本ツアーです。主催のEvoken de valhall productionさんには感謝しかありません。 台湾の暴君からスタートしテンションは爆上がり。50分近いセットリストと独自の編成でめちゃくちゃ盛り上がりました。ド

          【ライブ日記】メッツァトル(Metsatöll)みてきた

          第八回「ウェイ・オブ・ザ・ウォリアー」

          みなさんはアンチャーテッド(Uncharted)という神ゲーをご存知でしょうか。2007年に発売され5シリーズ発売。累計4000万本以上を販売している3Dアクションゲームです。ゲームシステムやグラフィック、演出、ボタンの使用のさせ方など多くのゲーム開発者がうなり参考にしてきた素晴らしいタイトルです。また2022年にはトム・ホランド氏主演で映画化もされました。私は北米出張時の飛行機の中で見たので劇中での飛行機でのアクションシーンと乱気流での機体の揺れが相まって手汗が凄かったです

          第八回「ウェイ・オブ・ザ・ウォリアー」

          第七回「スリーダーティドワーブズ」

          私はゲームを作るお仕事をしております。沢山のゲームを遊んできました。どれもこれも楽しく思い出深いものです。あまり知られていないけれどもキラりと光る好きなゲームを紹介していきたいと思います。少なからず影響は受けているのではないかと思います。 記念すべき1本目は、32bit機戦争真っただ中の1996年にセガサターンで発売されたベルトアクション型ゲーム、スリーダーティドワーブズ(Three Dirty Dwarves)です。訳:3人の汚いドワーフたち。売れる気が全然しない男らしい

          第七回「スリーダーティドワーブズ」

          第六回「メッツァトル」

          メッツァトル(Metsatöll)をご存知か?ナートゥ的な感じで。 1999年結成。北ヨーロッパにあるエストニアのメタルバンド。フォークメタルに分類され、地元の弦楽器カンネルやビヨンビヨンの音でお馴染みのマウスハープ、笛など民族楽器を多用します。民族音楽や民間伝承が身近らしいエストニア、歌は母国語で歌っています。バンド名もエストニアの古語で「森の生き物」という意味。言葉の不思議な感覚と独特のハモリかたが魅力です。ヨーロッパ各国、北アメリカ等でツアーを開催。 メガデス(Meg

          第六回「メッツァトル」

          Kamasi Washingtonの「Fearless Movement」を聴く

          おはようございます。カマシの新譜良かったですね!ちょっと泣いちゃいました。 カマシって誰?と言う方にご紹介。 カマシ・ワシントン(Kamasi Washington)1981年生まれ、LA育ちのサックス奏者。両親とも音楽家で高校大学と音楽科を専攻。ジョン・コルトレーン、アート・ブレイキーらの影響をうけている。2014年に亡くなったジェラルド・ウィルソン(Gerald Wilson)オーケストラに参加。2015年「The Epic」2018年「Heaven and Eart

          Kamasi Washingtonの「Fearless Movement」を聴く

          第五回「イタロディスコ」

          イタロディスコとは、名前の通りイタリアで流行ったディスコ音楽です。 1970年代後半イタリア発祥ので、のちにユーロビートやイタロハウスに細分化していきます。非常にシンプルでなぜか哀愁を感じる素敵な音楽です。いい意味で「いなたい」という言葉がぴったりです。一発屋や短命な方が多いのも特徴。イタリアだけでなくヨーロッパ各国で流行しました。今回は個人的に好きな曲を集めてみました(イタリア特化)いってみましょ。 Casco(キャスコ) 1983年デビュー。本名:サルバトーレ・クザート

          第五回「イタロディスコ」

          第四回「イタリアのHipHop その①」

          こんにちは。連休も終わりあわただしい日常が帰ってきました。私です。日本ではあまり馴染みのないイタリアのHipHopのご紹介です。前のドイツのHipHop紹介と同じように自分用のメモ的な意味合いもあります。 イタリアのHipHopは1980年代からはじまります。アメリカではOld SchoolとNew Schoolの転換期、黄金時代。活動の拠点、震源地となったのは80年代末にイタリア各地で作られた「Centro sociale(社会コミュニティセンター)」です。国と対立してい

          第四回「イタリアのHipHop その①」