プロジェクト「短歌・俳句・連句の会でセクハラをしないために」
発起人 高松霞様

盛夏の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 このたびは「短歌・俳句・連句の会でセクハラをしないために」の要望書・調査報告書・冊子をご恵送くださり、ありがとうございました。

老若男女を問わず、またセクハラに限らず、パワハラやいじめの問題など、ハラスメントに は様々なものがあり、身近に存在していると感じます。 これらの悩みは、個人が抱え込むことで見過ごされ、また当人が言い出しにくく表面化され ないということで、なかなか解決には至らないことが多いのが課題です。 自身が加害者にも被害者にも、そして傍観者にもならないために、対策を考えていくことは 必要であると改めて思いました。

つきましては、月刊「俳句界」における対応について、お答えします。

1「ハラスメントを許さない」という方針を明確に
弊社では月刊「俳句界」という全国誌を発行しています。
編集部全員(3 名)で、資料に目を通し、ハラスメントについて話し合いの場を設けました。 多くの読者が目にする雑誌において、ハラスメントを想起させるようなコンテンツは決し て掲載しないという認識を改めて共有しました。 これまでも、差別用語や、差別ととられかねない表現については気を付けておりましたが、 今後も編集時に注意してまいります。

2相談窓口の設置
弊誌内の「編集部からのお知らせ」のページに、雑誌掲載内容についての相談窓口を記載し ます(「俳句界」9 月号〔8/25 発売分〕より)。相談に対する返答が偏らないよう、寄せられた 相談は該当ページの編集担当を中心に、全員で相談の上、対応いたします。

月刊「俳句界」編集部
2022/7/20