プロジェクト「短歌・俳句・連句の会でセクハラをしないために」 御中
2022年6月14日

貴会からの「短歌・俳句・連句の会におけるセクハラ問題に関する要望書」について、下記のとおり回答いたします。

一般社団法人塔短歌会
主宰 吉川宏志

(1) 「ハラスメントを許さない」という方針を明確に打ち出してください。 口頭ではなく書面化し、会員に徹底周知してください。

(回答)
当会においては、 2018年9月に「セクシュアル・ハラスメント相談受付窓口」を設置し、誌面 (会員専用のページ)にてその旨を全会員に告知しました。

その際に 「こんな言動もセクシュアル・ハラスメントです!」 という項目で、 セクシュアル・ハラスメントに当たる行為を具体的に例示して会員に注意喚起し、また「もし、セクシュアル・ハラスメントの被害に遭ったら・・・」という項目で、 被害に遭った際の対応方法なども具体的に会員に教示しております。

以降は、毎年1回 (1月号もしくは2月号) 定期的に 「セクシュアル・ハラスメント防止の取り組み」 という文書を掲載し、以て会員への周知を図っています。

(2) 相談窓口を設置してください。 実際に問題が生じた場合、団体内で相談できる窓口を設置してください。

(回答)
(1) への回答で記したとおり、当会では2018年9月より 「セクシュアル・ハラス
メント相談受付窓口」を設置しております。 具体的には、 性別 地域性等を考慮して選者・編集委員のうち3名が窓口となり、その連絡先も前掲の「セクシュアル・ハラスメント防止の取り組み」 という文書内に掲載しております。
この窓口設置に当たっては、 選者・編集委員の全員が専門家 (弁護士)から研修を
受けました。また相談内容によって事実調査が必要になった場合には、調査対策委員会を設置して聞き取り等の事実調査を行う旨も、併せて会員に周知しております。

以上