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沖縄から東京に上京した保育士のあるある体験談①「内地は凄いさ〜」

こんにちは。
KASUMINです!

今日は私の現役時代にあった子ども達とのエピソードをお話ししたいと思います!
(★ちなみに私は6年間現場で働きその後、管理職のお仕事をさせて頂きましたが現場でのエピソードは今でも忘れられません╰(*´︶`*))

あらすじ
新卒担任(3.4歳児合同クラス)、ドキドキの初担任。
右も左も分からない、、、。とはこういう事なんだ!と思う日々。
毎日が全力投球でした!!

◎ 私

★ 子ども達

・・・・・第3話 ・・・・・・・



それはいつもの保育室の様子、、、、、。
朝から元気いっぱいの子ども達をお迎えし、活動の準備をしている私に子ども達の一人が私に声をかけてくれました。



★「KASUMIN先生、今日の製作は何をするの〜????」


◎「今日はね、みんなで折り紙を使って製作をするよ!
でもね〜、何を作るかはみんな次第!!テーマは決めていません!!えっへん。d( ̄  ̄)」

★「えー、決めてないと作り方が分からないとできないよ〜
作れない〜。」
とそれを聞いて集まってきた子ども達からはブーイングの声。笑


それはそうですよね!これまでは、折り紙の本を一緒に見て進めたり
作り方の手順を掲示していた訳ですから、、、、。
子ども達の素直な意見を聞き、少し苦笑いしてしまいましたが、負け時と先生魂!


◎「ほら見て!!これなーんだ!
  正解は〜〜、細い魚でした〜!!!!!」

私は手に持っていた水色の折り紙を縦にビリビリと勢いよく破って子ども達に見せて言いました。

★「シーーーーーーーーーン。。。」

やっちゃったか〜。と思ってまたもや苦笑いで誤魔化そうとすると、

★「えーーーーーーーーーー!!!!
やりたーーーーい!ビリビリでいいの〜??ぼく、けんつくれるよ〜!」
★「わたし、ハートつくりたい!せんせーい、いっしょにつくろう!」
★「グシャ、グシャでもいいの〜???」

などと、子ども達から嬉しい言葉がたくさん聞こえてきた (● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾


興味を持ってくれた事への嬉しさと、安心感といろんな感情が一気に湧いてきて
その場で少し泣きそうになりましたが、子ども達は製作を早く取り掛かりたくて
私の浸っている時間はなくすぐに現実に戻りました!笑


一人一人白い画用紙を用意し、好きな形に破いた折り紙をペタペタとのりで貼っていく子ども達。
色んな折り紙の色を用意したので
もちろん、色も形も様々。
元の正方形の折り紙から、動物だったり、乗り物だったり、
細かくちぎり過ぎて床にバサッと落としてしまう子も、、、、。笑。

テーマや枠に捉われずに個々で好きな物を表現する、という子ども達の想像力は凄まじかった!!
私も
★「せんせい、すごーい!!」
と言って子ども達に褒めて欲しくて、子ども達の隣で製作をしていましたがネタが尽きる、尽きる。笑


その時、

★「できたーーーーー!!!みてみて!!
  スカイツリー▲▲!!!じょうずでしょ、おっきいでしょーー!」
と青い折り紙を細なが〜く破いて嬉しそうな顔で見せてくれる子どもに、

◎「スカイツリーってこんなにおっきいの??!!
先生、まだスカイツリー
見た事ない〜!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
近くで先生も見たくなっちゃったよーーー!!」

と、テレビの世界ではなく実物を見ていないと表現しないであろう表現力と
素直な言葉に感動し、、、。


東京に住んでいるからこその表現力だ。凄いぞ、東京っ子。
「私も東京に来たんだな〜。( ・∇・)」
※内地は凄いさ〜

とひっそりと一人、実感していました。。


その後、スカイツリーネタを子ども達と共有したくて、私も実物を見に行っちゃいました!!笑。
ちゃんと、大きかったなーーーーー(*´-`)


子ども達の想像力と、表現力に驚かされる素敵な時間でした!!


・・・・・・・・・

完全な自己満エピソードですが、、。思い出しながら書くだけで幸せな気持ちになりますね〜(*^^*)
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました!


第4話もよろしくお願いします^ ^

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