今の自分が過去の自分の悩み占ってみた②「無価値感」編

自分に自信がない人、劣等感がある人、自己嫌悪してしまう人、そういう女性はたくさんいるのではないかと思います。

自信がない理由は人それぞれでしょう。
「あの子より可愛くない」とか「仕事で人よりミスをしてしまう事が多い」とか「友達は結婚してるのに私だけ行き遅れた」とか。
そういう現実に焦りや諦めを感じてしまう人もいるかもしれません。

一つの物事が多くの人にとっての事実だとしても、受け止め方は人それぞれですよね。
でも、ある物事をその時ネガティブに受け取ってしまうと、こんな感覚になる事はありませんか？

「はたして、私は価値のある人間なのだろうか。」

と。もしかしたら、「いいや、ないに決まってる。」までがセットの人もいるかもしれませんね。
これはまさに昔の私が無意識にやっていた思考。

自分は無価値な人間だという思い込みがなかなか抜けませんでした。

「目がぱっちり二重じゃないから」とかの小さな理由から、「人間関係をうまく構築できない」「仕事が出来ない、続かない」という大きな理由もあり、到底自分に「価値がある」とは思えませんでした。

しかし学生の頃、バイト先の店長に、「かすみちゃん。自分の価値は、自分で高めるしかないんだよ？」と言われた時、私はハッとしたのです。
私は自分で自分を「無価値」と決めつけていましたが、「自分の価値を高める努力を一つでもしたのか？」と考えさせられました。

そして気づくのです。
「自分の価値を高める」というのは、なにも資格を取ったり、ダイエットしたり、メイクを練習するとかの次元の話じゃないんだ、と。
もちろんそれらが好きでやっている人はいいのです。存分に楽しんでやって頂きたいです。

でも、自分の価値を本当に高めてくれるものは、自分の外側にはなく、内側にしかありません。
そこから紆余曲折あり、30代の今ではかなり自己肯定感も上がり楽になりました。

今回は、この「無価値感」について、タロット占いでアプローチしていきたいと思います！

「なぜ昔の私には無価値感があったの？？」
と、タロットさんに聞いて見ました。

カードさん達が出してくれたカードは死神（補足でペンタクルナイト）、ソード9、カップの7逆。

カードさんが言うには、「過去の貴方は本当の自分が正しく見えていなかったので、今の自分をやめて新しい自分に変化すれば悩みから解放されると思っていたのでしょう。「今の自分をやめる」ということは、イコール「今の自分では価値がない」という方程式になります。本当は真面目で、マイペースに物事に取り組めば力を発揮できる人なのに。」

なるほど、確かに「こんな自分辞めたい」という気持ちにはよくなっていました。
それは本当の自分の姿、自分本来の良さが見えていないからだと。

ちなみにパートナーが出してくれたカードは塔逆、皇帝、ソード3逆。

彼曰く、「君は理想が高すぎるからだ。理想と現実のギャップにショックを受けて、到底自分に価値があるとは思えなくなっていたんだろうな。」と言っています。まぁ…確かに。ぐうの音も出ない。

……気を取り直して、それでは「無価値感から抜け出すためのアドバイスを下さい」と聞いてみましょう。

カードさん達から出たカードはカップ8逆、ソードクイーン、恋人。

「まずは自分が自分の最高のパートナーになることです。自分を愛して下さい。失敗しても、何度でも何度でも挑戦して下さい。罪は誰にでもあるものです。冷静に反省して、自分を責めるのはよしましょう。」
と言っています。

「自分を愛する」と言ったって…と思う方もいるでしょう。人間、だれにだって「自分クズだな」「私って最低」と思うような瞬間はあります。
でも、ふとその考えがよぎっても、それ以上自分を責めないこと。
シンプルですが、最初は難しいことかもしれませんね。

ですので「どうしたら自分を愛する事ができる？」と聞いてみました。
太陽逆、星逆、カップエースが出ました。

「まずは太陽の光を浴びてください。星空を眺めてください。自分はこの世界の一部であると正しく認識して下さい。そうすれば貴方のやるべき事が分かります。」

だそうです。自分はこの世界の一つのピースである、と認識すること。それはある意味で、自分というピースが欠けたら世界は完成しないとも言えます。つまり、貴方は意味があってこの世に生まれてきたということです。それに気づいた時、どうすれば自分を正しくこの世界で生かしていくかを考えることができます。カードが言いたいのはそう言うことのよう。

パートナーである彼にも、無価値感から抜け出すためのアドバイスをもらってみました。カップ3（補足ワンド10逆）、ワンドナイト逆、カップクイーン。

「人生には責任がついてまわる。それを恐れず愛を持って、どんどん楽しむことだ。」

だそう。大人になれば、何をするにも自己責任。そこに真っ向から向き合って、自分のやることなすことに愛を持つ。楽しむ。
そして自分が世界のピースのひとつとだと認識する。
自分はこの世界に必要だから生まれてきたのだ、と。

ですから、「どうすればこの自分をより良くこの世界に活かしていけるか。」と考えましょう。
どうすれば「価値がある」人間としてこの世界に立っていられるか。
そにはたくさんの自己分析が必要です。
冷静に自分を見なければいけません。

そんな風に、自分の価値をこの世に活かすことを考え出せば、「自分に価値がない」なんて思う暇は、なくなるのかもしれません。

さて、今回は無価値感について考えてみました。
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貴方のお悩みに真摯に向き合います。
お待ちしております。

かすみ