オープンイノベーションを始めよう〜InnoLaboNIIGATAってなに?〜
1. InnoLaboNIIGATAとは?
InnoLaboNIIGATAとは、今年度から始まった「ベンチャー企業×地域企業 事業共創プログラム」です。新潟県からの委託を受け、エスイノベーションが運営事務局として関わらせてもらっています。
新潟県の抱える課題の1つとして「起業・創業率の低さ」が挙げられます。100年以上続く長寿企業の出現率は高い一方で、新しい産業・事業がなかなか生まれていないのが現状です。日本全体にも言えることですが、新しい産業・事業が生まれない状態が続くと、経済の衰退につながります。2022年には政府が「スタートアップ育成5か年計画」を打ち出しました。これを追い風に、日本全体でスタートアップが生まれ、成長するきっかけになるといいなと思います。
国を挙げてスタートアップの育成に取り組もうとしている中で、このInnoLaboNIIGATAが取り組むのは「オープンイノベーションの推進」です。長年地域を支えてきた大企業とスタートアップが融合することで、既存企業の再成長にもつながります。新潟に拠点を置く様々な企業が連合を組み、地方から新しい事業を生み出していくロールモデルになることを目指しています。
具体的には、毎月1回のスタートアップピッチおよびネットワーキングの場を設け、地域企業とスタートアップの対面での繋がりを作っています。オンライン上の交流が普及している今だからこそ、対面での価値を感じてもらえるような企画作りに奮闘中です。
まだ始まったばかりの事業なので、どんどん良い方向に形を変化させながら「新潟のオープンイノベーション」に貢献していきたいと思います。実際の様子は下記のホームページからご覧ください!
2. 登壇スタートアップを募集中!
InnoLaboNIIGATAは毎月1回、スタートアップとの事業共創に興味関心の強い地域企業が参加する定例会を開催しています。スタートアップ企業の皆様には、県内の登録企業(地域パートナー企業)が提示する企業課題とアセットをもとに、課題解決に向けたピッチを実施していただきます。
本プログラムには新潟県を代表する中核企業が参加しています。今後の事業展開で、地域企業とのリレーションづくりおよび事業共創を検討している方はぜひご活用ください。
オープンイノベーションで地域を盛り上げていきたいスタートアップの皆様をお待ちしております。詳しくはこちらから!
3. 私と新潟
私は新潟出身で、大学進学とともに新潟を離れました。新潟に住んでいる時から「なんとなく新潟が好きだ」と思っていましたが、離れてみてより一層好きが増しました。都会では気軽に呑んだり遊んだりできたし、海外では日本みたくきちっとせずとも楽しく生きられた。でも、なぜか新潟が一番心地よいと感じている自分に気づきました。
ご飯が美味しい
海も山もある
人が温かい
どれもその通りですが、他の地域にも当てはまりそうな項目です。ではなぜ「新潟」なのか・・・。
「私にとってのふるさとが新潟だから」というのが、現段階での答えです。もう記憶にはないくらい心身に染みついた様々な経験によって、たくさん自分を成長させてくれた場所が新潟でした。そして、そんな場所がこれからもずっと続いてほしいと思っているから、私は今こうして新潟に舞い戻ってきたのかもしれません。
いいところばかりではないけれど、なぜか憎めないこの「ふるさと・新潟」を少しでも盛り上げていけたらいいなと思っています。
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