司法書士事務所あるある
こんばんは。
私は開業までの間にいくつか司法書士法人を経験してきました。
外から見れば「司法書士」なんてどこも一緒だと思いますが、
それぞれ面白い特徴があったので今日はある司法書士法人のエピソードを紹介します。
売買が比較的多い司法書士事務所
売買が多い司法書士事務所に所属していたころのお話です。
所謂「決済事務所」は、売買のみを取り扱うことが多いのですが、
私が所属していた事務所は相続やその他の業務も取り扱っていたので、そこまで特化型というわけではありませんでした。とはいえ、下記のような特徴がありました。
月末は鬼のように忙しい
何よりも効率重視!
月末は売買の残代金決済日に設定されやすいので、
1日の中で何件も決済が重なることがあります。
その日までに法的判断をして問題のない書類を用意するのが仕事のひとつ。
そして決済の場で売主様と買主様の同時履行を見届けるのも仕事のひとつ。
同時履行が叶わないのであればやむを得ず決済を中止する判断を下すのも、時には仕事のひとつ。
間違いのない登記申請をするのも仕事のひとつ。
案外神経が擦り減るので、月初を迎えるまであと2日、あと1日とカウントダウンしていました。
また、忙しい中で仕事をしているので自然と効率重視になります。
ピリピリしすぎて、隣の人にチャットで話しかけることもありました。
(「今」話しかけると間違いにつながる恐れがあるため、後ほど読んでほしいという趣旨。)
あとは書類の順番とかが決まっていました。
謄本→評価→売契→公図みたいに、決まった順番で並べておくよう所員一同注意していました。チェックする際に、異変に気付きやすくする趣旨です。
ルールは体に叩き込まれていて、今でも同じ順番でしか並べられません笑。
業界外の人には変に思われがちなルールですが、司法書士事務所あるあるでした。
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