ボヤ騒ぎ

今日は夜の9時半ころ、火災報知器のベルが鳴りました。こっちの火災報知器、マジで聞いたことないようなすごい音量で鳴るんで、そのとき私、癒し系映画「海街diary」を流しながら、エッセイの計画練ってたんですけど、本当に心臓飛び出るかと思いました。なんだろう、訓練かな?とか思ったら、全然鳴りやまなくて、その音の中にいるだけでもういてもたってもいられなくなって、フラットメイトと顔を見合わせながら着の身着のまま非難。とにかく音がないところへ行きたいって感じで。

玄関のほうまで行ったら、非難してきた着の身着のままの学生がわらわら集まっていて、オフィスの人が建物から離れるように大声で指示していました。確かになんか少し焦げ臭いような?って感じで、隣の部屋の子と中国と日本の歴史の話とかしながら待ってたら、消防車来て、なんか調べて、帰っていきました。一応大事ではなかったんだな、と一安心。オフィスのひとが大きい声で
「みなさん、静かに。4Cフラットのメンバーは前に出てきなさい。今日は4Cのキッチンでポテトを電子レンジに入れていて、目を離した時に出火しました。避難が遅かった人、遅れていたら君たちは死んでいた。もっと大きな火になっていたら、隣の建物に迷惑をかけて知らない人が死んでいた。こんなことが何度も起きたら、UCLの学生は馬鹿だと思われるぞ。火災報知器のベルが鳴ったら、必ずすぐに避難すること。笑い事じゃないぞ、人が死ぬことなんだぞ。調理中は食品から目を離さないこと。わかりましたか?」
と、注意をして、私たちは「Yes!」と答えました。みんな素直であります。

フラットに帰ると、焦げ臭いにおい。私のフラットが4Aなので、隣のお隣が出火場所。フラット間のドアが開いていたので、お隣のフラットメイトと出火場所を野次馬しました。まだ焦げ臭いっす。

寮も、UCLの構内もとにかくどこかしこに”火事注意””防火扉閉めよ””火事避難路物を置くな”と書いてあって、寮のキッチンにも”ここにある電気機器以外は使用禁止””コンロは使い終わったら主電源を切れ”とか張り紙がいっぱい。そんなに火事が起きやすいのか?建物が密集しているから?古いから?ネットで調べてもあんまり出てこないのですが、地震雷火事親父がある日本に比べて、自然災害の少なめのイギリスだから、火事が恐ろしいのかもしれません(先日の36℃まで気温が上がった熱波の日は、災害であったけども…)。この、窓が3センチしか開かない密閉性の高い建物で火災起きたら、窓から逃げるとか絶対無理だもんなあ…。火事、気を付けます。

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