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春日華子の「性」なる日記 することはする

真夜中までイサム君との話は盛り上がり、気が付けば二人とも寝ていた。

女性風俗で男性セラピストは「エロい」ことばかりではない。
こうやって、話を聞いたり、会食のデート相手をしたり、マッサージをしたりなどお客様の希望に沿った対応をする。

ノーセックス で。

私はエロなしでは考えられないのでイサム君をおこしておねだりをした。
そう、アキラ君をこれで忘れることができる。

イサム君にはこだわりがあり、エロに入る前にヒーリングミュージックを流し、身体を入念にほぐしてくれた。実際充分気持ちいいマッサージなのでもうひと眠りできそうな気持よさだった。

いやいや。エロ路線の私はクライマックスが必要。

たんたんと進んで行き・・・。

お別れの時間が来た。
イサム君は友人としては最高だけど私のエロ路線とは違うなぁ。

勇気を出して地元でのエロ冒険。
アキラ君を忘れるどころか、彼の薄茶色の瞳、細い指、思い出すことばかり。胸が苦しくなる。

することはしてもやっぱりすることは心技体。必要なんだと再確認。

この胸の痛みはただ事ではない。
忘れなきゃ。忘れなきゃ。苦しいよ。

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