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春日華子の「性」なる日記 カイホウサレル

アキラ君との熱い時間。
女になった時間。
これは恋愛ではなくお金で手に入れた時間。

嫌悪はない。

2回目で、お金を払って、カタログで選ぶように選んで出会った関係なのに嫌悪がない。

夫に似ているからだろうか。

よくわかんない。わかんない。なんだかわかんない。
でも、カイホウサレルこの気持ち。
この気持ちがお金で手に入るの?
変なの。
でも手に入った。
この出会いも私の人生。
夫に悪いと思うよりきっと夫は

ヨウらしいよ。

って苦笑いしている顔が浮かぶ。
愛して愛して、失ってさらに感じた夫の愛。

でもでも、6年間の闇からカイホウしたのはアキラ君。
実は本当に夫じゃないか?とおもってしまう。

そんなアキラ君の寝顔を眺めながら夫を思い出す。
絶対誰にもわからないと言い切れる私の感情。
愛した人が再び現れた錯覚。

アキラ君。
カイホウしてくれてありがとう。
全身で快感を感じた夜をありがとう。

明日も会いたいな。

そう思いながらアキラ君のかわいい寝顔がいとおしいい私だった。

カイホウサレル。

お金の関係でなければカイホウサレルより苦しんだと思う。
かわいい寝顔を眺めていることをアキラ君は知らない。

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