競争か闘争か

毎週木曜日は
バドミントン実習、バレーボール実習を履修している

バスケ以外のスポーツに触れる機会は少ないから
すごく新鮮で楽しいなと思う

けれど、いま感じているこの楽しいは
今までやったことのない競技をやっているという
新鮮さから感じるものであって
その競技を本当の意味では楽しめてはいないと思う

主に対人競技においては、技術が乏しかったり経験が少ないと

自分の技術を発揮することに精一杯になってしまい
相手との駆け引きができなくなってしまう

対人競技の本当の楽しさはこの駆け引きにある

陸上や水泳とかの競争の競技は自分の技術を発揮する
ということのに夢中になってもいいが

バスケ、サッカー、バレー、ハンドボールなどの
競技は競争ではなく「闘争」しなくてはいけない

相手が自分に与える影響を考慮して 技術を発揮しなくてはならないし
相手が技術を発揮しようとするのを妨害しないといけない

すごく当たり前のように感じるけど

この根本的なスポーツの競技性の感覚はとても大事で

この相手ありきで技術練習をしているか
ただ技術練習をしているかで
試合になったときのパフォーマンスには雲泥の差が出る

事実、俺もプレーヤーのときにこの感覚を
意識して練習したらもうちょっとうまくなれただろうなと
少し後悔している

この相手と「競争」するのではなく
「闘争」するという感覚を意識できれば

自分がスポーツをするときも
スポーツを観戦するときも

もう一段階上の楽しさを感じることができるのではないかと思う

陸上や水泳を否定するわけではないが

事実「競争」の競技よりも 「闘争」の競技の方がメジャースポーツといわれ プロ化、エンターテイメント化は大きく進んでいる

人間の本能的な楽しいを刺激する要素が詰まっているのだと思う

その楽しさを伝えることができるコーチでありたいなと
強く思った一日だった

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