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企業の大量リストラと社員の給料UPが増えている?

大量リストラが起きている背景


Twitterの最高経営責任者であるイーロン・マスク氏が、Twitterの社員を大幅にリストラすることが話題になり、日本でもリストラや人員削減が行われています。
この背景には、AI技術の発達なども大きく影響していますが、他にも大きな要因があるようです。
また、現在の日本では、再三に渡る増税などもあり、倒産寸前に追い込まれたりする企業も多くあります。

AI技術の発達と技術者の雇用強化

リーマンショックのような大量リストラの背景にはAI技術の発達が大きく関わっています。
パソコンが普及したときには紙の書類がデータに変わったことで、書類を作成する業務や印刷する仕事などは激減しました。その時のようなことが現在起こっています。
書面でしか扱えなかった公的な書類や、サインが必要な書類もデジタル化することにより、メールなどの通信媒体で契約などできるようになってきたのです。
それに伴い、書類を作成したり、管理をする事務職などが大幅に削減されました。

また、AI技術を開発する技術者などの教育が盛んに行われる様になり、技術者の質と人員を確保しやすくなったのも要因の一つと考えられます。
今では、会社独自のスマホアプリやWEBサービスを個人で開発できる企業なども出てきている程です。

経営者の若年層化


YouTuberなどが独立起業したり、SNSの発達により、SNSを媒体とする企業が急増したことを背景に、経営者の若年層化が進んでいます。
また、国政の高年齢化などにも反発するように、若者の発言力が高まってきました。
少子高齢化に比例するように、国政への不満や、急速に変化する時代についていけないような前時代的な考え方を廃止しようという風潮になりつつあります。

年功序列制度の衰退

経営者の若年層化につれて、今までの企業で多く採用されていた年功序列制度がだんだんと衰退してきました。
現在では、成果報酬型などの給与形態をもつ会社が増え、勤続年数につれて役職やキャリアがあがるようなことも少なくなりつつあります。

社員の給料が上がった?


Twitterや海外の大手企業は、リストラなどで、社員個人の年収が大幅に上がったとニュースで取り上げられていますが、
今の日本企業はリストラや人員削減などで、社員の給料は上がったのでしょうか?
東京商工のアンケート調査では、約8割の企業が、昇給やベースアップをおこなったとニュースになりました。
しかし、実際はどうでしょう?
相次ぐ増税や、物価の高騰などにより、家計への負担のほうが大きくなっており、給料が上がったと感じている労働者は少ないのです。


これからの会社員に必要なもの

これからの会社員に必要なものは、以下の3つです。

  • 自分を高めようとする意欲

  • 会社に頼らずに生活費を稼ぐことのできる環境

  • さらなる増税などに備えた節約意識

AIや技術者の発展に伴い、PC関係の仕事の自動化はますます進み、人員削減は激化していくでしょう。さらに、ロボット技術なども普及していけば、もっと多くの職種がなくなっていきます。
ロボットや自動化に自分の仕事が取られることが無いように、自己の技術や考え方を見直し、高めていこうという意欲を持つことが大切です。

さらに、これからの日本の情勢は、増税などに加え、自分で稼ぎ、生活環境を整えることが求められていきます。
今のうちから、会社に頼るのではなく、自分で稼ぐ環境づくりや節税を意識していかなければなりません。

まとめ

これからの時代は、大量リストラやAI技術の発達などに流されてしまわぬように、自分で稼ぎ、自分で環境を整えていくことが大切になります。
以前のように、会社が社員を守るようなことはなくなっていきます。
こういった社会の流れに負けないように、自らを高め、自分の生活は自分で守れるようにならなければいけないのです。

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