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ひとり暮らししてから、やっと「新居」が「自宅」になった

ひとり暮らしをスタートしてから、もう2ヶ月と少しになる。

始めたてのときは、自分から家を出ると啖呵を切った割に1日でホームシックになった。
日付変わる寸前のド深夜に鬼電で叩き起して号泣しながら母親と話した。

過干渉の母親から離れるために始めたひとり暮らしなのに。
あまりにも矛盾めいたパラドックス。


ひとり暮らし始めたての頃は、常に気が張っていたのかあまり熟睡出来なかった。
外から帰ってきても、本当にここ自分の家で合ってるっけ?って思ってしまう。

自分の家のはずなのに「家にいる」感覚が薄いのだ。

別に生まれてこの方引越し経験が無いという訳ではない。
パパめろは転勤族だからそれに伴う引越しもしているし、何ならめろ実家購入の際には建築トラブルなどもあり何故か年に3回引越しをしたくらいだから、一般人よりも慣れっこだ。

もちろん引越しする度に「家にいる感」の薄さは感じていたが、一緒にいる家族は変わらないのだから、それほど気にならなかった。

ただ、ひとり暮らしを始めたら話は違った。
本当にさみしい。
仕事だってまだ休職中だから日中やることもないし、出かけるったって限度はある。

家具も徐々に揃えるスタイルにしているので、中々生活感は出ない。
入居開始の数週間後に引越しだったので、それまでは布団とくらいしかなかった。
元々窓を閉めていたら静かなのだが、テレビを購入するまでは静かすぎて気が狂いそうだった。



結局、さみしさに耐えきれなくて、用事のついでに何だかんだで5回ほどは実家に何日か帰るのを繰り返した。
そもそも荷造りで実家に帰らないといけないのもあったが。



昨日までも、通院に合わせて1週間ほど実家で過ごしていた。
ついでに夏に備えて扇風機を持って帰るなどした。
頑張れば手持ちで持ち帰れるが、引越しに積めるなら積んでおいたほうがいい(豆知識)。

今回、実家にいる間は、何だか眠れなかった。
中々寝付けないし、寝たとしても夜中頻繁に起きてしまった。
ちゃんと薬も飲んでいるのにな。
朝も、熟睡出来ていなかったせいか、とにかく起きられなかった。

昨日、病院に行って、その足でひとりの部屋にまた戻ってきた。

実家にいる間は全然薬も効かなくて寝れなかったのに、昨日はびっくりするくらい効いた。
コナン見るのを楽しみにしてたのに、コナン見るからってついチキンタツタも晩御飯に食べたのに、もう眠くて眠くて、冒頭15分で脱落してしまった。

今朝も7時くらいには目が覚めた。
アラームが鳴り始める30分も前なのでとてもえらい。
めろは7:30、8:00を起床目標にしてアラームをかけているけれど、普段は起きた後に半分寝ている状態なことが多い(明確にやらなければならないことがないというのもあるが)。
ただ今日は、しっかり長時間寝たのもあるが、熟睡出来た実感が強かった。

寝れた感覚が味わえたことで、やっとここが「新居」から「自宅」になったのだと認識できた。

きっと2年の更新が来たら今の家は出るだろうし、その時には自分で揃えた使い慣れた家具家電ごと移動するから、この感覚って味わえるのは今回きりかもしれない。

だから忘れないように、ここに記録しておく。

夏までには炊飯器・トースター・ホットプレート・卓上IHは買い揃えたいな。
最初の引越しでは泣く泣く諦めた棚とか、椅子とかも搬入したい。

実家の自室に溢れかえっている大量の本を、自宅に格納したい。読みたいときに読めるようにしたい。

自分が一番安心出来て落ち着ける居場所を、自宅にしていきたい。







P.S.
次に引っ越す家、IHコンロ・北向き以外の角部屋・追い炊き機能付きは必須条件にする。

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