好きなことでチャレンジする
私は不動産業者に勤めている。
今、進めようとしているプロジェクトは、マンションの1室を会社で購入して、リフォームして付加価値を付けて売却する事業だ。
リフォームでどれだけの付加価値が付けられるのか?
星の数ほどある不動産業者、リフォーム業者がいる中で、特色があり、他社よりも付加価値が付いていると感じてもらえるアイデアは無いかと常々考えていた。
すると、この記事が目に飛び込んできた。
ホテルの部屋と詩。
私も泊まりたいと思った。すごい信じられないコラボだった。文字と部屋。
私はほとんど仕事ではホテルに関わっていないが、住宅であれば、毎日接している不動産屋だ。
私はもともと最果タヒさんは大好きだ。
私の想像力を膨らませてくれる言葉をたくさん感じる。
詩は芸術だ。
私は発想を広げて、部屋の中に絵を描いたものを販売したらどうなるのだろうと考えた。
壁画だ。
部屋に壁画を描いてもらいたい。
私はアートが大好きで、よく小学校2年生の娘と美術館に行って、作品の前に立って語り合っている。
それくらい身近なものだし、家族と一緒にアートを鑑賞することで、会話が広がり、子が予想もしなかった言葉を発する機会が多くなるので、子の成長や発想の豊かさを感じることができる。
しかも私の実家には絵が飾られている。私のそれを見ながら育った。小さい頃から見ていた絵だから、目に焼き付いている。しかも1枚は母が描いた絵だったはずだ。模写で、ルノワールの「花かごを持つ少女」という絵だ。本物の絵は見たことないが、写真は見たことがある。でも生まれた頃から飾ってあった絵なので、何十年も見続けた絵なので、もうルノワールの絵よりも本物の絵が母が描いた絵という認識になっているから、ルノワールの絵の写真を見ると違和感を感じる。
でもそんなこともアートと言えるかは別として、絵が飾ってあったから言えることであって、いい思い出だ。記憶も鮮明だ。
絵が自分の人生のどこかで影響を及ぼしているかもしれないし、これから及ぼすかもしれない。
今まで、利益を見ることに夢中になってきた仕事だが、ここで、自分の好きなアートを取り入れることで、今までお客さんには、尽くすことで笑顔になっていただくことを意識していたのだが、新たなステージに上がれそうな予感がする。
自分の好きなことで、付加価値をつけて、より笑顔、満足感を得ていただけるかもしれない。
そんな気持ちが湧いてきた。
好きなことでチャレンジできる機会が巡ってきた。
もう楽しみで仕方ない。
経過は追って、noteに書いていきます。
果たして、室内に壁画の概念がほぼゼロの日本で、このプロジェクトを成功させることができるのか?お楽しみに!
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