[再編]頭のいい説明「すぐできる」コツ（著者 鶴野充茂）

図解 頭のいい説明「すぐできる」コツ

読む目的

• 説明上手になる方法を学ぶ

信頼される人の説明

• 「目的」がはっきりしていて、「相手への気遣い」ができている。

• 「大事なこと」から話し、「大きな情報→小さな情報」の順で説明する。

分かりやすい説明

• 聞き手が聞きやすいと感じる順番で話すことが大事。

• 最初に相手が概要をイメージできるような「大きな情報」を提供し、そのうえで具体例など「小さな情報」を提供する。

• 「相手が聞きたいと思っている情報」を意識する。これは相手が言った「最後の言葉」に注目するといい。

• 最初に話のテーマを伝え、聞く準備をしてもらい、その後「ここまで、よろしいですか？」の一言で聞き手と歩調を合わせる。

• 頭のいい説明の基本形は「出来事（客観情報）の説明＋それに基づいた解釈・意見（主観情報）」

• 相手を動かすには「出来事の説明＋解釈＋お願い」まで伝える必要がある。聞き手は「自分はどうしたらいいのか」「相手が何を求めているのか」を確認したい。

• 「結論で始まり結論で終わる」と分かりやすい。また、人は短い時間で多くのことを一気に理解することができないので「一つの話に結論は一つ」を意識する。

• 結論や依頼を一つに絞れない場合は、それらが「いくつ」あるかを先に伝える方法をとる。

• 結論は「前提条件」しだいで大きく変わる。

  1. 前提条件がハッキリしている場合は、その条件で最適な答えが結論となる。

  2. 前提条件を確認する必要がある場合は、まず自分の判断で前提と考えられる条件を挙げてみる。

  3. 結論を決めてから、それに合った前提条件を提示する。

• 想定外の説明を求められた時は、重要だと思われるポイントを先に挙げ、説明を聞く人と一緒に考えるというやり方で進める。

  1. 「まだ結論は出ていない」ことを伝える

  2. 「自分の知っている情報・具体例」を挙げる

  3. それらの「共通点に結論」を見つけ出す。