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はなまるマーケット

2012.3.6 
僕らは、どの地域でも必ず市場に立ち寄ることにしている。
市場ではそこに住む人々の生活の一面をみることができるからだ。
タイトな観光の中ではあまり訪れる機会もないと思うので、
時間にユトリのあるこの旅で大切にしている。
また、市場は、絶好のコミュニケーションをとるのに最高の場所だ。
そこが観光地であっても名もなき市場では、
外国人がいることが珍しいのか僕らに付き合ってくれることが多い。
それが楽しく、毎日のように足を運んだ市場もある。
いままで述べてきた市場は、食材や日用品が主であるため、そこに住む人々に向けたものである。

それとは別に観光客向けを主としていて、その地域の特産物やお土産を取り扱う店が連なるマーケットがある。
このマーケットのある地域では、僕らのテンションが割増になる。
タイのマーケットは特に僕らのテンションをあげた。
バンコク ウィークエンドマーケット
チェンマイ サンデーマーケット
チェンラーイ ナイトマーケット
ここにあげたマーケットはめちゃくちゃよかった!

他国のマーケットでは、隣の店とまったく同じような品揃えの店舗を多く見てきた。
まさに「same same」全然「different」ではないのだ。
※ same same different →東南アジアで流行中(!?)ギャグのこと

しかしここにあげたマーケットは異なっていた。
それぞれの店舗がオリジナル性をだしている。
またマーケット自体もそれぞれ特徴がある。

バンコク ウィークエンドマーケット

土日のみ開催されるマーケット
観光客だけでなく、タイの若者を中心に多くの人が週末にここに集まる。
ここの店舗数・品揃えはすごい!
一度通り過ぎたたら、同じ店にたどり着くのも、同じ品が手に入るのも簡単ではないと言われるほどだ。
売られているものは、お土産品・洋服はもちろん。
アート品、インテリア、ペットまで

おそらく手に入らないものはない。
出店や飲食店も多く出店されており、それをみているだけでも楽しい。
高円寺や吉祥寺をコンパクトにまとめ、凝縮したような感じだ。

チェンマイ サンデーマーケット

こちらは土曜日のみ開催
観光客向けだが、地元民の姿も多くみられる。
レトロ感たっぷりの旧市街の広場を中心に開かれる。

普段は何もない通りにも

この日になると仮設店舗が所狭しと並ぶ。

雰囲気も手伝ってワクワク感倍増!
先週なかった店がゲリラ的に軒を連ねることもあるらしい。
タイフード、中華まん、タイ焼きフルーツジュースなどなど食べ物も豊富。
ある屋台の呼び込みを勝手に手伝い、無料でおかずをいただき大満足。

これに味をしめ、他国でもトライすることを心に誓った。

そして想い出深いチェンラ―イのナイトマーケット

夕方あたりから店がではじめ、夜はネオンと共に盛り上がる。
ステージも用意されておりバンドの演奏やおかまショーも楽しめる。
もちろん食べ物も土産品もバリエーション豊か。
タイの少数民族の工芸品も売られています。
しかも少数民族自らの手によって。

ここが想い出深い場所の最大の理由
それは、世界一周の中でやりたいことにあげた物々交換初成功の場所でもあるからだ。
ここで物々交換のおさらい
ベトナム ホイアンのジャパニーズショップ cool japanで「歌麿 手ぬぐい」を入手。

いままで何度となく交渉し、苦笑いか無視という状況を繰り返す。
それから数ヶ月後ついにタイのこの場所にて交換することができたのである。
記念すべき最初の交換相手は、このマーケットに出店しているショップ店員の女性だ。
なんでも姉妹が日本人男性と結婚して、日本に興味をもってくれていたようだ。
この手ぬぐいを額にいれて店に飾ってくれるという。
こういう人と交換したかった!!!
素直にうれしい。
そして気になる交換の品は、

インテリア行燈。

どーん。

これなら今後訪れることになるバングラデッシュ・インドでも欲しい人がいるはずだ!
そう思った僕らは喜んで交換。

しかし喜びもつかの間
部屋に戻ったあとで
タイと、バングラデッシュ・インドのコンセントが異なることに気がつくこととなる。

ちーん。

どうしよう・・・
今後の展開はおって報告します!

さて市場・マーケットの話に戻ることにする。
いろんな市場・マーケットを訪れて僕は思った。
ここでの体験をヒントをもとに日本でも活かせるものがあるんじゃないかと。
どのマーケットでも親を手伝う子供の姿があり、親もどこか活き活き働いているようにみえた。
また店を出す人も、そこに通う人も単なる販売・購入の関係だけでなくコミュニケーションを楽しんでいる。
そしてそこにはいつも笑顔が多くあった。

今は具体的に何に活かせるかわからない。
でも自分の中で何かがみつかりそうな気がするマーケット。
おすすめです。


というのが、タイのマーケットのお話。

いまでも混沌としてて、活気のあるアジアのマーケットを思い出す。

店先に並ぶのは、得体の知れない(おっと失礼)野菜や魚。

おそらく地のものが売られているんだろう。

こういうマーケット日本ではみないですよねー。

ここ数年、地産地消という言葉がありますが、

いま考えるとその大切さをアジアでみたような気がします。


こどもいる店を多くみた。それがとても興味深かった。

これも日本ではみれないですよね。

彼らは意識しているわけではないだろうけど、親の働く姿をみせるというのはすばらしく思えた。

日本は、暮らしと仕事が遠すぎますよね。

日本でも都会に比べ、地方は暮らしと仕事が近いですが。

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