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【#6】人生の勝算 SHOWROOM株式会社社長 前田裕二



○私なりの結論

人生のコンパスを持て!


○人は絆にお金を払う


ビジネスにおいても、「ヒト対ヒト」の関係性を築くことに意識を集中させる必要がある。

そのためにも他者への想像力と思いやりを持つ。

・なぜスナックは潰れないのか?


地方や外れで営業してる小さなスナックはどうみても流行ってるように見えないが、潰れない。

なぜか?

スナックの客はお酒やおつまみを求めて訪れている「モノ消費」ではなく、ママの人柄や常連客との温かいコミュニケーションなどの人との繋がりの対価としてお金を払う。

・コミュニティが深まる要素

①余白があること(完璧者ではない)
②クローズドの空間で常連客ができること
③仮想敵を作ること
④秘密や共通言語を共有すること
⑤共通目的やベクトルを持つこと


○仕事における思いやりの重要性


・宇田川さんの言葉

「仕事で大事なのは人に好かれることだ」

「一人で出来ることは限られていて、仲間を増やせば会社全体、世の中、地球だって動かせるかもしれない」

人に好かれることはコントロール出来ないが、人を好きになることはコントローラブル。自分に意思でどうにでもなる。

・思いやりとは、「他者の目」を持つこと


「相手目線」に立って、それぞれが求めてるモチベーションを冷静に見つめ、分析する。


スキルよりも愛嬌。自分が何を与えたいかよりも、相手が何を欲しいかという視点を持つことが良いサービスや事業を作る上で大事である。

○モチベーションはどんな仕事にも優る


モチベーションはあらゆる仕事術に優る。

モチベーションがハッキリしていて、そのエネルギーを源泉として頑張れる人が勝ちを重ねられる。


○就活のコツ

・「自己分析」

内定を取るために必要なことは、徹底して自分と向き合うこと。

自分が人生をかけて何をするかを見極めることである。

・人生のコンパスを持つ


自己分析の目的は人生のコンパスをもつことである。

就活に限らず、自分が何をしたいかを示すコンパスがないと人生という荒波の中ですぐに迷ってしまう。

あらゆる物事を決める指針となる。就活に限らず実りある人生を生きる上で、コンパス、つまり、自分は何を幸せと定義し、どこへ向かっているかという価値観の言語化は、必要不可欠である。

○壁を乗り越えることで気づいた二つの事


①どんな時も揺らぐことがないを深く大きな愛情を持つこと


他者に対する想像力、共感力といった、思いやりの心を持つこと。


②人生のコンパスを持つこと


人生の価値観、向かうべきベクトルを明確に持つこと。


○人生の勝算とは


原体験に紐づく、揺るぎない大きな志である。

人生を通じて追い続けたい夢。

明確な根拠などなくても、自分が信じた「人生の勝算」を持つこと自体が、人生における幸福度を増幅させる。


○最後に


この本を読んで、筆者がビジネスで成功、人生で成功するために、モチベーションを高く持ち、努力し続けることがいかに大事であるかを教えてくれた。

ビジネスは、人との繋がりがとても大事であり、モノ消費よりもヒト消費を意識することで大きな成功に近づける。

人生の目的や未来が見えない人はぜひ一読してもらいたい。自分が何でどうしたいかを痛烈に感じることができる一冊になっているであろう。

最後に筆者の心に刺さるひと言を添えて終わりにしたい思う。

逆境は、必ずバネになる。

努力と情熱次第で、人はどんな高みにだって行ける。








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