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よちよち歩きの赤子のように

 ある方の影響を受けて、わたしもリソグラフ印刷体験をしてみたいと思い始めた。
 調べてみると、市内に体験できる場所があるではないか。しかもわたしの住む地区から自転車で行けそうなところ。これは、来年やるっきゃない?

 ところで数年前、絵描きのnatunatunaさんお手製「ナツナツナ新聞」にて、わたしはコラムを書かせてもらっていた。いつの間にかパタリと終了してしまったが、その後は友人など色んな方々の作るフリーペーパーをもらって読んでは、「いいなぁ。自分もこんなんやってみたいなぁ」と思っていた。また一時期はZINEにもハマり、これまた「いつかはわたしも」と思っていたのだった。

 そういった記憶は頭の片隅に追いやっていたが、調べれば調べるほど、やってみたくなる。
 かといって、わたしは何を、どんなことを発信したいだろう。

 あ、そうだ。いつの日か自作した詩に絵をつけて、それをZINEにしてみたらどうかしら。ってそれ、需要あるか?それなら新たな、未発表の詩と、下手な絵よりも写真で、詩画集みたいな感じにしてみるのはどうかな。そんなの、わたしがほしい。

 文字を書くのが好きで。けど文字尽くしのフリーペーパーやZINEってのは、なかなかハードル高く感じる。

 リソグラフ印刷ならレトロな雰囲気になるから、何気ない写真も哀愁漂っていい感じに出来上がりそう。
 と思ってるけれども、写真も印刷できるのかな?イラストだけ?

 調べれば調べるほど、と書いたが、実はまだあまりよくわかっていない。わかってないくせに好奇心だけがむくむくと膨れてゆく。使い方のわからないおもちゃに興味津々な赤子みたいだ。

 ワクワクのために、構想を練るとか下準備するとか、面倒くさいと感じる人もいるようだが、わたしはけっこう好きだ。
 ひとり旅も、色々とプランを立てている最中が1番楽しかったりする。

 2023年も、もうすぐ終わる。来年もなるべく元気に楽しく。ハッとしてグッとくるような体験をたくさんできれば良い。
 欲を言うならば、インプットだけでなく、アウトプットももう少ししていけたら。などと思う。

 

  

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