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分からないことが好き。自分で見つける答え

江國香織さんの『物語のなかとそと』大好きな本の1つ。だいたい、朝に少し読む。何度読んでることか。

でも、この本の1つ目のエッセイが、いったい何のことを書いてるのか全然分からない。何度読み直しても、うーん、何が言いたいんだか…と頭の中に?がいっぱい広がるばかり。

聞く人もいないし、解答集もない。道に迷ってるようなもだから、携帯で地図を見るか、誰かに尋ねれば、すぐに答えにたどり着くかもしれない。でも、自分の力でたどり着きたいって思ってしまう。

ある日の朝、その分からないエッセイを読んだ。いつもの通り、理解できる気配はなかった。ところが、

「ともかく世界じゅうの瑣末なことものを、どういうわけかあなたが全身で拾い集めてしまう」
この一文を見た瞬間、それまでも何度も読んでいたけど、何故か、この日はこの一文が脳に響いて、パーッと霧が晴れたように、景色が見えた。
あー そういうことね!
なるほど、なるほど!

きっと誰かに聞いていたら、この快感は得られないと思う。
だから、1人で何度もあがいちゃう。分からないことがあるって楽しい。
#日記
#エッセイ
#本
#江國香織

読んでいただきありがとうございます!一緒に様々なことを考えていきましょう!