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ジョン・ウィックと「イメージの日本」の話

ジョン・ウィック見た。

ジョン・ウィックにハマって今公開されてる「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を見てきた。「ジョン・ウィック:パラベラム」の終わり方が死ぬほど気になってたから待ってたよ…自分的には満足だった。やっぱアクションなんだよなあ。長髪のおっさんが銃ぶっ放したり、ヌンチャク振り回したり、バイクやら車やらでど派手なアクション起こして迫りくる殺し屋たちを一網打尽にする。もうロマンだよね。ロマン。ロマンって言葉便利やな。なんか「これで完結。」みたいな感じするけどどーなんだろなあ。続いて欲しい気持ちもあるけど、無理に続けて面白くなくなったら悲しいから続かなくてもいいなあ…。まあ面白いかなんて人の感性だから俺が面白かったらいいか。それはそれで自分勝手な気もするけども。

こっからの話は頑張ってネタバレ避けて話すけどすべてのネタバレを許さないネタバレキラーは見るのやめたほうがいいかもね。

「ジョン・ウィック:コンセクエンス」映画ポスター

リアルの「大阪」、映画の中の「オオサカ」

映画の中に大阪コンチネンタルが出てくるんだが、やっぱこういう映画の日本って実際の日本とズレるよね。なんとなく刀と忍者と寿司と侍に漢字があったら日本みたいなイメージ。最初に見たとき日本で撮影してたんかねって思って調べたら日本で撮影してる部分もあるらしい。イメージの中の日本を本場の日本で撮影してるって考えたらなんか違和感…。でも自分的には映画の中の日本は全員着物着てて刀使えて忍者とお相撲さんとヤクザがいても全然問題ないと思うしむしろ嬉しい感じがする。私がこういうのなんちゃってジャパン好きなだけかもだが。「サイバーパンク2077」とか。

日本の文化のリスペクト

自分的にはこういうなんちゃって日本は日本の文化のリスペクトなんじゃないかと考えてる。だって日本好きじゃなかったらこんなことしないと思う。侍がいたっていいじゃない、忍者がいたっていいじゃない。だってかっこいいじゃん。こんな感じでザ・日本みたいな感じしてくれたほうが個人的にはめっちゃ日本好きなんだなって思う。「日本要素詰め合わせて冷めるわ」ってなる人も中にはいるだろうけど日本要素詰め合わせでいいじゃん。個人的には完璧再現だけじゃつまんない感じがする。でも度が過ぎた詰め合わせは好きじゃない。鳥居めっちゃあるみたいなやつとか。雷門5つくらいあるとか。というか海外から見てこれは誇張しすぎだろ。みたいなのってあるのかな。気になった。

現代と近世のメタモルフォーゼ

日本の都市って派手じゃね?サイバーパンクとか日本再現のギラギラネオンサインってのが大阪から来てるような気がしてきた。例として道頓堀の写真。

大阪・道頓堀|osaka-info.jp

こんなにギラギラしたところって海外ではない気がする。いや、俺が無知なだけでもしかしたらあるのかも。

Cyberpunk 2077

そういう日本独特の雰囲気に憧れて近未来な都市を出して、日本のイメージである忍者や武士を出すんだろうな。そうしたできたカオスな雰囲気に海外の人が惹かれるんだと思った。現代の日本の呆れ返るほどギラついた夜景と近世の侍やら忍者やらとイメージとして根付いた桜や鳥居。これ全部入れてるところに日本大好きを感じてしまう。

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