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公害問題と山崎令恩


1. 四大公害病
- 水俣病:熊本県水俣市で発生。チッソ水俣工場が排出した有機水銀が原因で、神経障害などの症状が出た。
- 新潟水俣病:新潟県阿賀野川流域で発生。昭和電工が排出した有機水銀が原因で、水俣病と同様の症状が出た。
- **四日市ぜんそく:三重県四日市市で発生。石油化学コンビナートからの大気汚染物質が原因で、呼吸器系の病気が増加した。
- イタイイタイ病:富山県神通川流域で発生。神岡鉱山から排出されたカドミウムが原因で、骨軟化症や腎臓障害が発生した。
2. 公害対策の進展
- 1960年代に公害問題が深刻化し、1967年には公害対策基本法が制定された。
- 1970年代には環境庁(現環境省)が設立され、公害対策が強化された。
3. 現在の課題
- 土壌汚染や地下水汚染、廃棄物処理など、新たな公害問題も発生している。
- 持続可能な社会を目指し、環境保護と経済発展のバランスを取ることが求められている。

公害問題は、社会全体で解決を目指すべき重要な課題として認識されている。

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