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人生(車生)3周目?走行距離30万kmの車に乗る

こんにちは。
アメリカ・カリフォルニア州で生活しています。

今回はアメリカで車を所有したので、そのお話をします。


圧倒的車社会

アメリカは広大な国土を擁しており、カリフォルニア州だけで日本の国土と同じくらいあります。

都会であれば電車で生活することもできますが、99%の車社会と言っても良いでしょう。

私が住むLA郊外も、郊外とだけあって車が必須です。
車なしで行ける最寄りの商業施設は、歩いて15分のスーパーマーケットくらいです。

町中で歩く人を見つけることも難しいくらいの、圧倒的な車社会です。

わたしは出産後しばらく経過して体調が良くなったので、車をリースすることにしました。

車は走れなくなるまで走らせる

アメリカは前述したように、日常的に車で長距離を走る生活をしています。
フリーウェイという無料の高速道路が発達しており、東京の電車のようなイメージです。

ブレーキをかけることが少ないので、車のエンジンにとってはストレスが少ない環境といえます。

加えて、アメリカは車検がありません。
よってメンテナンスをしながら車は走れなくなるまで走らせるというのが基本の考え方です。

その点もあって、品質が良く、燃費も良い日本車は人気です。
街ゆく車の30%くらいは日本車かもしれません。

すでに30万km走った車を約100万で借りることに

今回リース会社で予算に合わせて案内されたのは、2011年製のプリウスでした。
19万マイル、つまりすでに30万km程度走った車です。

日本では10万km〜程度で廃車がスタンダードな考え方ですから、人生(車生)3週目終わるくらいの車です。
アメリカでは現役バリバリです。

ちなみに22、23万マイルあたりまでは安全に走る計算で貸し出しているとのこと。

リースの価格は2年間で約100万円です。
円安の影響もありますが、さすが中古車の価格が下がらないアメリカです。
かなりの良い商売です。

車の保険は必須

アメリカは車の保険が義務付けられています。
人にかけるのではなく、車両にかけるタイプの保険です。

費用は一車両で年間数十万円。
これでも安い方です。
免許取りたての人や、カリフォルニア州の免許を持っていない人は保険料だけで年間100万円になることもあるそうです。ぎょっ。

実際に乗ってみた感想

納車は最寄りの支店で行ないました。
書類にサインをしてそのまま乗って帰ります。

日本のように先に全部手続きを済ませてから納車ではなく、車両が先に引き渡しになって、その後保険関係の書類が送られてくる仕組みです。

実際の車両は、キズもなくとても綺麗でした。

白のプリウス 愛称しろぷり
懐かしのCDポート


内装にCDポートがあり、2011年を感じます。
わたしはヴィンテージやクラシカルスタイルが好きなので、むしろ好みです。

走行はスムーズで、気になる点はありませんでした。
さすがリースで常にメンテナンスを行っていただけありました。

車でQOLが爆上がりした

これまでは徒歩15分のスーパーに行くのが車なし駐在妻の行動範囲でした。
このたび車を手に入れたことで、QOL(クオリティーオブライフ)が爆上がりしました。
赤ちゃんを連れてどこへでも行けます。

車を手にするまでは、あってもなくてもいい、高いからいいやと思っていました。

しかし実際に手にすると
“私は夫の車のことを考えずに自由に動き回れるんだー!”
という自己効力感が高まりました。
我ながら分かりやすい性格だな、わたし。

安全運転でブイブイ乗り回していこうと思います。

ではでは。よい一日を!

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