世界一位のナダルを育てたトニー・ナダルのアドバイス
世界一位のナダルを育てたトニー・ナダルのアドバイスはとてもシンプルなものでした↓↓↓
雑誌の企画で、選手を取材する機会があり、どうせならと、テニスの技術論、感覚論、戦略論議、トレーニング論などを、アンケートに答えて頂き…
選手によってどういう傾向の違いがあるのか、強い選手と弱い選手の違いは何かみたいなもを調べた結果…
結果を出す選手と結果を出せない選手の傾向が何となく見えてきました。
その傾向は…
「結果を出す人ほど、テニスをシンプルに考える人が多く、やるべきことが明確にある」
逆に結果の出ない人は
「テニスを複雑に考え、複雑な展開にすることが多い(自分のやるべきことがまとまっていない)」
というものでした。
その理由を考察してみます↓↓↓
☆テニスというスポーツとしての視点(特性)
野球の野村さんが…
「野球は考えてから動くスポーツだ」
と言っていたのですが、その視点から言うと。テニスは…
「動きながら考えるスポーツ(サービス以外)」
であるということ。
動きながら考えるスポーツは、思考の瞬発性が求められるため、複雑な思考よりシンプルに…
理論的より感覚的になる傾向があるのではないか、と考えています。次に…
☆戦略戦術の視点
テニスでは、シンプル(単調)な展開だと、ショットの精度の勝負となりやすく格上が有利…※精度とは…安定やスピード、持久力など様々な要素。
複雑な展開だと、テクニックや多様性に優れる格上が有利になるため…
試合に勝つためには、相手よりも優れた「何か(武器)」がないといけない。
強い選手というのは、それを理解していて…
とにかく何か武器を作ろうとしている(自分の得意を知っていて、それを強化しようとしている)
そして、その展開に持ち込むためのゲームプランを考え、遂行しようとしている
それを突き詰めていくと…
「テニスに対しての考え方や戦い方がよりシンプルになっていく」
のではないかと、考えています。
ナダルのように、純粋なショットの威力が世界トップクラスの場合、より、戦い方がシンプルになります。(ショットの威力で主導権をにぎれてしまうから)
とうぜん、日々の練習の意識もシンプルになるのではないのかな…と。
現時点での考察でした!!
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