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そもそも青春って何? ~オタクが蓄えた雑学~

青春ってそんなにいいものか?

青春に年は関係ないとか、いつまでも青春とかよく言うけど、青春時代を懐かしんだり、青春時代を取り戻そうとしたり、そんなことをしなくてはいけないくらいいい期間なのでしょうか?

所謂陰キャと自称する方からは思い出したくもない、碌な思い出がないとかよく聞きますが、これも青春時代は大事な時期だと言う意識から思ってしまうことですね。

人生その後の方が長いので、その後が良ければ良くねとなればいいのではということで、そう思えるように少し考え方を変えられるような記事を書いていきたいと思います。

青春の青と青二才の青は同じ

中学生のとき、漢字や英単語に興味を持つのはオタクあるあるだけど、わたしも例に漏れずそういう感じでした。でもその時期に覚えた知識はオカルト商法や下手な新興宗教より深いので、それらに騙されることなく生きてこれたので、まあ役に立っていると言えば役に立ってます。
学習用の漢和辞典とか英和辞典は結構関連した知識が書いてあるのですが、それで還暦は甲乙丙丁とかの十干と子丑寅卯とかの十二支を組み合わせたものが60個でそれが一巡りすることから言うとか知りました。
そういうものの中で、自分で見つけたもので一番冴えていたものはOctoberとoctopusの関連からoctoは8の〜と言う意味の単語の一部で、それから推測するにDecemberのDecemが10の〜という意味になるなと。それで昔英語圏というかヨーロッパは一年を十ヶ月で暦を作っていたという考察をしたことですね。
10月なのにOctoberって変だよねっていう冗談が通じなくて中学生の時頭おかしい子扱いされたのは今でも屈辱。補足すると英語の七月と八月はカエサルとアウグヌティヌスを称えた名前の月で後から付け加えられたので、10月にOctoberがずれたのですよ。(まぁ、本当はもっと複雑な経緯があるのですが…)
個人的には文系ってこういう推論とひらめきが必要な分野だと思う。文系いらないとか文系はバカとかいう一部の理系の人が言うけど、そういう人に限ってそういうひらめきがないんですよね。
そしてひらめきがあればわかるのですが、古代の中国では各方角の守り神、東に青龍、南に朱雀、西に白虎、北に玄武がいます。また季節は麻雀のように東南西北で巡ってくると考えられていました。
つまり東、春、青で一組、南、夏、朱で一組、西、秋、白で一組、北、冬、玄(黒)で一組にできます。
古代の中国では、一年をいろんなものに例えたけど、今回は単純に色との組み合わせたもの、青春、朱夏、白秋、玄冬と表現したものがテーマです。
つまり、青春とはまだ作物を植えたばかりで芽吹き始めた頃である。

わたしは人生の朱夏や白秋の方が大事な気がする

芽吹きの頃より、成長する夏や収穫時期の秋の方が、人生の上で大事な気がしてくる。青春に枯れてしまわないように育つことが大事だけど、どうせ夏に頑張れば育つので、青春も大事だけど、それでも夏と秋が良ければ人生楽しいだろうになぁ。
なので、朱夏をみんな頑張らないといけないんだから、青春はもう少し気楽に行こうぜと若者に言いたいです。

今期アニメの『薬屋のひとりごと』の6話での雑学

急にアニメの話になんだなという感じだけど、今回のタイトルの通りオタクの雑学という意味では同じだしなということで、書いていきます。
梨花妃が青、玉葉妃が赤、里樹妃が濃い桃色、阿多妃が黒の服を着ていると言及するシーンで猫猫が本来、里樹妃は白の衣が妥当って言っているのて、不思議に思った方はいなかっただろうか?
これは前々節で書いことと関係があってそれぞれの宮の方角が東、南、西、北になっていて、イメージカラーが青、赤、白、黒となっている。里樹妃はそういう意味で白の衣を着るのが自然な流れです。それを濃い桃色の衣を着てしまうのは空気が読めないと猫猫は言っていたわけです。(間違っていたらすみません。)

あとがき

つまり東アジアでは方位は思想と直結しているので、その辺もうちょっと勉強するように学校でも教えた方がいい気がする。

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