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世界五分前仮説について

世界五分前仮説というのを知ってますか?世界は五分前にできているという思考実験です。そのまんまやん。そんなもんすぐ反論できるわ。と思うかもしれませんが、なかなかどうしてこの仮説をひっくり返すのは難しいです。

ウィキ等で調べるとラッセル発っぽいです。ラッセルは有名だから簡単に説明すると数学者で論理学者で哲学者でアインシュタインと一緒になんとか宣言した人ですね。詳しいことはググってください。いや調べてみてください。正直検索エンジンがgoogle一強で独占状態になるのはおかしいですよね。所謂web2.0の今の世界では企業が情報を選別している状態はしょうがないけど、まあよくないよね。ちょっと脱線しすぎたので話を世界五分前仮説に戻します。

世界五分前仮説では五分前でも一瞬前でも一緒なんですが、世界が作られて記憶とかいろんなものの状態が今認識している状態で作られたということですが、よくゲームなど世界やキャラと同じように説明されます。製作者が五年かけて作ったゲームの世界の中の登場人物でもその登場人物にとっては世界は何百年も前から存在していると認識しているというものとかが有名ですね。そういう点で私はこの思考実験って水槽の中の脳とかの亜種というか似たようなものだと思っています。暴論かもしれませんが、結局『我思うゆえに我あり』ですね。

『我思うゆえに我あり』で有名なデカルトがそこにたどり着くまでに、神の存在を仮定したのは有名すぎるほど有名ですが、デカルトの仮定した神というのは前段で述べたゲームの開発者でも同じことなので、方法的懐疑と水槽の中の脳と世界五分前仮説はほぼほぼ等価の思考実験のようだと個人的には思ってます。

結局、存在論ってまだ結論が出てないよな。とか思ってこの記事を作成しました。スワンプマン(沼人)と哲学的ゾンビ等似た思考実験の違いや共通点から等価かどうかいつかまとめたいですね。


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