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#099 8月30日水星天秤座へ+赤ちゃんヘルメスとアポロン神話と下弦の月テーマ

2021年8月明日8月30日午後2時過ぎから
水星が天秤座に入ります。

天秤座は、客観的な判断力や調整能力の星座です。
そこに知性の水星がはいります。
既に天秤座には金星もいますから
優雅で品性があるような、ちょっと華やぐような
そんな時になったらいいのになと、
これは願望ですが、そう願ったりしています。

そして、乙女座の時に少しお話した
水星の神様マーキュリー、
ギリシャ神話ではヘルメスのお話、
また今度と申し上げてそのままでしたので今日はそのお話を。

水星には商売や旅、コミュニケーションや交渉や知恵の意味があり、
商売や学術、旅の神様です。

その水星の神、ギリシャ神話でのヘルメス。

音声でのお話はこちらです


ヘルメスは、
なぜか異母兄弟のお兄さんアポロンの牛を盗みます。
ゆりかごから這い出して、と書いてありますから
はいはいだったんでしょうかね。
しかもメス牛50頭も洞窟に隠します。

アポロンは占いでヘルメスの仕業だと突き止め
オリンポスの法廷に引っ張り出します。

裁判ですが、何度も言いますが
この時のヘルメスは赤ちゃんなんですけど。
でもヘルメス「僕じゃないよ」と
狡猾に言い訳、申し開きをしたそうです。

おむつ姿で自分の潔白をまくし立てるヘルメスをみて
神様も笑って許したそうです。

結局、ゼウスが「返しなさい」と言ったので
アポロンの元に牝牛たちはもどされました。

そんなこともあり、「聡明だ」ということで
ヘルメスはゼウスに気に入られ
よく使いを任されたり
一緒に出掛けたりしています。

そしてまだ続きがありまして、
ある夜ヘルメスは竪琴をつくりました。
材料は落ちていた亀とか諸説ありますが、
ともかく器用で濃やかなようです。
この辺は乙女座にピッタリな傾向でしょう。

ただ、そこへなんとなく和解したような形になったものの、
なんだかすっきりしなかったアポロンがやってきました。

そしてまたヘルメスを攻めようとしたそうです。

するとヘルメスは、ぽろんとその竪琴の弦をはじいたそうです。

アポロンの怒りはしずまり、竪琴が欲しいといい、
ヘルメスはそれを譲りました。

この辺も交渉成立、営業やコミュニケーションを
つかさどる神らしい所です。。
そしてアポロンは音楽の神様になりました。

その代わりにアポロンは
魔法の杖「ケーリュケイオン」
(ラテン語でカドゥケウス)ともいわれるそうですがを与えました。
ヘルメスの杖、二匹の蛇が巻き付いた魔法の杖がこれです。

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学校の校章に使っている所もあります。

そして先もいいましたゼウスにも気に入られ、
神々への伝令者になったので
すぐ異動できるように
翼のついたサンダルと帽子をみにつけ、
そしてこの杖を持ったのがヘルメスのよく見る姿です。

まだいろいろな所で活躍するヘルメスですけど
今日は一番初めのエピソードでした。

そして最後に8月30日、夕方16時13分双子座7度での下弦の月です。
静かなそして希望を持つ心を育てる月です。
そして自分の生み出すもの、思いつくものに自信をもって
それも育んでいけたららいいなという時です。

今日も最後までおつきあいいただきありがとうございました。

ありがとうございました。

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