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#063+064=新月が浄化というのはやめませんか?という話

この頃、主にSNSなどでよく目にする
ちょっと気になっていることをお話しました。
それは「新月です、浄化の時です」という言葉です。

宗教などでもそうですが
目指すところは同じでも
そこにいたる道や表現、
言葉選びが違うように
色々あっても良いとは思います。

でも、新月は新しくなる月なのでリセット
新年みたいなものです。

ただ地球には近いので影響が強い
と言いたいのかもしれないとも考えましたが、
どちらかといえば、それなら満月ではないかと思います。

膨張してたまったものがはじけて昇華されるような満月の時、
かぐや姫も満月に天に昇っていきます。

もしくは、満月から月がやせて光も減っていきます。
この減光期、新月にいたるまでに溜っていたものが減っていく
という考えもありますから
その仕上げが新月の日
という考え方もできるかもしれないと思います。

でも、私がそれよりも、どうしても気になるのは
浄化という言葉を使う所です。
それは罪や汚れを浄化するということ?
罪ケガレ、悪いことをした罪ということ?

余計な偏見や要らぬ知恵のようなものや思い込みも罪
という考えもありますから、ともあれそんなものを皆はらって
本来の自分に返るという意味?

じゃあ「本来の自分に返る」リセットでよくないか?と思うんです。

そもそも浄化と言うと「不浄」と言う言葉が対義語になりそうです。

例えばですが空海さんは、
人はこれから仏になるのではなくて、
悟りが別の所にあるのでもなくて
あなたの中にずっと仏がいるから
それがわかればみんな仏だよ
、って
仰っています。

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こんなお話を軸に新月の日の過ごし方を考えてみた回です。

そして翌日にはこれについて
コメントをたくさんいただいたので
これについて、皆様の感じ方などをご紹介させていただきました。


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