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#068スジャータの話+イソップ蝉と蟻たち+レオレオニのフレデリック=物語のお話


前回、熊野三山のアクセス話から
補陀渡海、捨身行についてお話しました。

そこからジャータカ物語にあるウサギの話になり
子どもの頃私は「ジャータカ」を間違えて覚えていたことがあり、
それは関西のラジオでの時報をスジャータが提供しており
♬スジャータスジャータ♬ってなるから
なんとなくジャカータだと思っていたなどということを付け加えました。

でもよく考えたら「スジャータ」
それは釈迦に関わる大事な女性の名前だったと今更気づくのでした。
お釈迦さまは、それこそ生死の境を行き来するような苦行を
続けていた時期があるのですが、
体をいじめた所で悟りは得られないと
昔のやり方おかしいぞ!と、お気づきになりました。

修行を中断して、山を下りて、木に横たわっていたところを
スジャータという娘がみつけました。
スジャータは乳粥をつくって
お釈迦様のお口にはこび、シッダルタ様は体力を取り戻しました。

そして、心身ともに回復して、大きな菩提樹の下にお座りになり
の伝承では旧暦12月8日に、遂に叡智を極め悟りを得て、
仏陀なったということで、仏教が成道したといいます。
なんか関わりのあるまちがいをしていた気がします。

そしてここから昨日の、ほぼ「死」しかない、
「0か100か」ではなく
「中道をいく」=「間の道を行くこと」の大切さを確認しました。

というようなお話をしています。

それから、イソップ童話のお話もさせていただきました。
「セミとアリたち」と言う話です。
私が持っているのは岩波文庫ですが
1942年初版で1974年に改訂発行されているものなので
最新はどうかわかりませんが、こんな内容でした。
短いそれをまずは朗読しました。

アリとキリギリスの元がこの「セミとあり」らしいとのことですが、
子供のころから私は、この物語に違和感を覚えてきました。
そして、逆に好きなのがレオレオニさん作の「フレデリック」。
スイミーの作者ですが、野ネズミの家でみんなでくらすフレデリック
についてもお話しました。

実はホームページ上でも
星読みや夢解き以外にも「物語のおはなし」という
掲載もしていたので今回ははじめてスタエフ版
実際におしゃべりでできました。

とても嬉しい事でした。いつもありがとうございます。

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