太陽が乙女座へ3分割の傾向と神話~自分の星座好きですか?
2021年8月23日から太陽は乙女座にうつります。
乙女座の皆さまお誕生月おめでとうございます。
今日は乙女座特集です。
ただし、毎回言っていますが
星読みは、その人の誕生時に天空にある星の位置
少なくとも通常10個以上をみるものです。
太陽の場所だけでは本当は何ともいえませんから
そのレベルでのご参考まで。
音声配信はこちら
乙女座の意味するところと、
30度の星座を3分割したそれぞれの傾向
乙女座初め~9月2日まで生まれ
9月3日~9月13日生まれ
9月14日~乙女座最後の日生まれ
それぞれの傾向は
音声配信でお聞きいただければと思います。
乙女座の全体的傾向
守護星は水星
数字は5
エレメンとは地
ほかに地の仲間は牡牛座と山羊座がいます。
実際的で物事を見定めるセンスに富みます。
水星も年に数回逆行をして
方向を変えたりするように動きが早いので
その分、頭の回転が早かったり
細かなことによく気づきます。
識別能力が高くて
ただそれ故落ち着かなくなることもありがちなことも。
秩序が壊されることに臆病になりやすいかもしれません
勿論、この濃やかさが肯定的に発揮されていれば
これ以上頼もしいアナライザーはおらず、
この問題をよくぞここまでと思うくらい整理管理してくれます。
更にはそれが当然、普通ですが、どうかしましたか?というような
クールな顔をするようなイメージもあります。
ただとても繊細で濃やかさを
周囲の人の中にも見出そうとする純粋さがある分、
そうではない世間や周りに
疲弊することもあるかもしれません。
でもこれも自分の中に拠り所があれば
これ以上ない頼もしい癒し手であり
かつ現実的な問題解決のために動いてあげられるでしょう。
乙女座の神話
乙女座の有名な星はスピカです。
穀物が実ころに地平線上で光るスピカは
古代から実りや豊穣の星とされています。
神話は、いくつか説がありますが
今日はその豊穣の女神
デメテルとその娘ペルセポネのお話を。
一説ではこのデメテルは
ゼウスの妹でもあるそうですが
このお嬢さんがペルセポネです。
とても美しかったのでしょう。
冥界の王、ハーデス(別名プルート)、
この死者の王が
彼女に片思いをしており
いつも地下からみていたのでしょう。
花を摘みに出かけたペルセポネを
美しい水仙の花でおびき寄せて
彼女が手を伸ばした所で
ばっと地面が割って
黒い馬に乗って現れます。
そしてハーデスはペルセポネを抱えて、
冥界へさらっていきました。
もう拉致です。ひどいです。
妻にしたいと思っていたそうですが、それにしても
という所業です。神話はこういうのが多いですね。
その瞬間、母のデメテルは
このペルセポネの悲鳴を耳にしました。
そこで娘はどこだと
ずっと地上を探したそうです。
でも全然見つかりません。
そしてその後、
他の神さまから事件の全容を聞きます。
しかし、他の神やゼウスも
彼なら王だから、夫としても格が高くてよいではないか、
などと、ひどいことしか言いません。
悲しみと怒りのデメテルは
ここも神殿とか、エンナの洞穴とか
いろいろ説がありますが、
ともかく閉じこもりました。
誰とも会わず、笑いもせず、
ってそりゃそうですね。
すると豊穣の女神ですから
地上の作物は芽吹くこともなく
草花一つ育たず大飢饉になります。
人も動物もどんどん死んでいき、
困ったから神様たちはみんなでデメテルに
出てきて下さいとお願いにいきました。
しかし絶対に出てきません。
そこでゼウスがハーデスに
ペルセポネを返すようにいったそうです。
結局ハーデスは彼女を地上に返すのですが、
ハーデスがザクロの実を食べさせたとか、
帰りがけに持たせたザクロをペルセポネ本人が
美味しそうだからとつい食べてしまったとか
ここにも説はいろいろあるのですが、とにかく
ペルセポネはそのハーデスが与えたザクロの実を
4つぶだけ食べてしまっていました。
冥界の食べ物を口にしたものは
冥界に戻らなくてはいけないという決まりがあるそうです。
でも、4粒だけだったので、
12カ月ある一年のうちの、
4か月だけを冥界で過ごさなくてはいけない
ということになったそうです。
そのため、ペルセポネが冥界にいっている間、
またデメテルは洞穴にこもってしまうので
その期間が冬であり、四季がはじまったというお話です。
ただ、実はハーデスがペルセポネに恋をした理由は
アフロディーテのしわざというお話が別にありますので
それはまたいつかお話しようと思います。
それはさておきデメテルの神話は
古事記のアマテラスが窟屋にこもった神話や
イザナミが冥界の食べ物たべて戻れなくなる、という話と
似通ってますね。
発祥は離れている土地なのに、
あちこちで共通点あったりして
おもしろいものです。
でも、四季がないエリアではこれは通用しませんから
多分、その土地の星の見え方や、見える星座や向きや
自然の形態にあった神話や
吉凶の見方があるのかなと思います。
ということで今日は乙女座のお話でした。
そして翌日はコメントへのお礼と
星座ではなく、星の神様の話について少し触れました。
星の神様について
わたしは子供のころから各地の神話や仏教の物語などが
周りに多かったような気がします。
いまだにそんなお話が大好きです。
ですから各星座のお話もそうですし
本当は、例えば乙女座の守護星は水星ですが
水星はギリシャ神話ならヘルメス
ローマ神話だとメルクリオス
英名だとマーキュリーのお話などもしたい所です。
皆さんにはもしかしたらマーキュリーが
馴染みがある呼び方かもしれないと思います。
マーキュリーはゼウスの子の末の子とも言われています。
お兄さんには太陽の神のアポロンがいますが
赤ちゃんの時に、そのお兄ちゃんの牛を盗んだ話などありまして
おもしろんです、これが神々の話だということが。
漫画で知られるようになった星の名前
また、惑星には名前があってそれがそのまま、
神の名前だったりします。
金星はヴィーナス、火星はマーズ、木星はジュピター、
土星はサターンなど、
セーラームーンのおかげで
子どもたちにもひろがったように思います。
そして男の子も、少し前の漫画ですが
聖闘士星矢で星座や神話を知ったという方も
いらっしゃるかもしれませんね。
小説や漫画も知るきっかえになっていいですよね。
自分の星座はお好きですか?
以前星座に関して聞いたことがあるのですが
ある乙女座の男性は、小学生の頃
「何座?」と女の子から聞かれて
「乙女座」と言うことがわかると
他の男の子から「おとめ~」とからかわれるから
嫌で他のがよかったとお話していました。
また、わたしの蟹座の友人は
夏など海沿いの道とかだったのでしょうか
蟹が車にひかれて死んでいたりするのを見ると
悲しかったり嫌な気持ちになったとか。
以外とイメージに影響されたりもしますね。
皆さんは自分の星座お好きでしょうか?
今日も最後までおつきあいいただき
ありがとうございました。
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