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太陽が双魚宮(魚座)に入ったので守護神ポセイドンの話

2023年2月19日朝5時39分雨水 
そしてここから太陽は双魚宮
すなわち魚座にはいりました
ということで
魚座生まれの皆さんお誕生月おめでとうございます。

昨年まではその星座の神話を話していましたが
今年からは守護神についてです。
よかったらおつきあいください

去年の魚座の神話と傾向についての記事はこちら

守護星は海王星~ポセイドン

さて魚座の守護星は海王星になります。
そしてこの星の守護神はポセイドンです。
ローマ神話ではネプトゥーヌスといいますが
英語ではネプチューンです。

海王星は水のような美しい青の星
その守護神のポセイドン
オリンポス12神の中では
ナンバー2とも言われています。

トップは全能の神のゼウス
この次にこのポセイドン
そして冥界の王であるハデス

ゼウスが天を ポセイドンが海を
冥界そして地下をハデスがおさめる
こちらがBIG3らしいです。

ただポセイドンは
ゼウスとも神々の王をかけて
争ったことがあったそうです。
けれどそうはいかなかったようで
やはりゼウスの地位は変わらず。

それでなのかはわかりませんが
ポセイドンはわりと闘争好き
所有欲も強く ちょっと不機嫌になりやすい神様

とも伝わっています。
感情面は激しめなようです。

緑の衣 真珠の王冠 三又の矛を持つ姿で
描かれることが多いポセイドンですが
海の神であり また川や湖など水もあやつります。
そして嵐も起せて、地震もおこせる
そうです。

地震もつかさどるポセイドン

この地震については
ギリシャを含む地中海沿岸は、
古代から地震が多発していたそうなので、
これはわたしが勝手に思うことなのですが
震源地が海のものが多かったのかなと…
ちょっとちゃんと調べていないので
何ともいえませんが、
そうだとしたら腑に落ちるなと思いまして。

海が震源地だと 海の神が起こした地震です
そしてそのために津波がくるなら
それは海が襲ってくるのですから
やはりこれも海の神が起こしたものとなりそうだと
思うのです。

ポセイドンが競馬・馬の神でもあるわけ

そしてもうひとつ
実は競馬の神さまともいわれています。

馬とは、これは随分
海から分離れた担当のように思えるかもしれません。

けれど
これも先にあげた所有欲か
ゼウスに対抗意識か
はたまたゼウスの兄弟だからのことなのか…

ポセイドンもまた女性にも目がなく
なかなか強引だったようです。
それが馬に繋がっていきます。
ポセイドンは 
穀物の女神デメテルに恋をした
この神話の中で語られています。

この名前ご記憶の方いらっしゃるかもしれません。
デメテルはペルセポネーの母です。

この親子については乙女座の神話の回
話していいます。

まだの方はこちらどうぞ

そうなのです
ペルセポネといえば
このオリンポスビッグ3の
ゼウスとポセイドンとハデスのうちの
冥界の王ハデスがさらった女性です。

ペルセポネが花を積んでいる時に
ハデスは、冥界・地下からぱっと大地を割って出てきて
冥界に引っ張り込んで我がものにした
と言うお話にでてきたペルセポネです。

それもそもそもなぜハデスが
そんな強行におよんだかといえば
そこには別の神様が関係しています。

ペルセポネは以前から
アテナやアルテミスとった
純潔の処女神にあこがれて
彼女たちを敬い支持していたそうです。
それを面白くないと思ったのが
愛欲の女神アフロディーテです。

処女神とは真逆の女神。
息子エロスに命じ
冥界の王ハデスにむけて矢を放たせました。
キューピッドの矢です。
そしてハデスが
このペルセポネに恋をすることで
地下に連れされれることをもくろんだ
という神話があります。
そのペルセポネです。

前置きが長くなりましたが
本日の本題はここからです。

その行方不明になったペルセポネを
母デメテルはずっと探し回っていました。
そしてとても疲れていました。
そのデメテルを
追いかけまわすのがポセイドン
だったのです。

親子でもうとても災難です。

デメテルはゼウスの姉であり
ポセイドンの妹で兄妹なのですが
ここは神話の中ではよくあることですが。
(ちなみにゼウスの正妻ヘラもゼウスの姉です)

またさらには
デメテルの娘ペルセポネの父はゼウスです。
つまり同じ女神をねらっていたと
いうことになります。

だからかどうかはわかりませんが
もうデメテルは
追いかけられるのも嫌で嫌で
牝馬に姿をかえて
馬の群れ・家畜の中に混ざって隠れたそうです。
そして知らん顔して草を食んだりしていたのです。

でもそこは力がある神ポセイドンなのでしょう。
すぐに あれはデメテルだと見抜きました。

そこで自分も牡馬になりおいかけ
想いを遂げたのだそうです。

この時にできが子として生まれたのが
地母神デスポイナ(女王)と
神馬のアレイオン(またはアリオン)です。

また、以前の話している
こちらもポセイドンの強行
アテナの神殿で
美しき乙女だったメドゥーサをもとめて
想いを遂げたが故の訪れた
メドゥーサの悲しい末路。
この時もメドゥーサの切り落とされた血から
ペガサスが生まれています。

このお話についてはこちらご参照ください


と、まあそんなことで
ポセイドンは馬、そして競馬の神様なのだそうです。

魚座生まれにみるポセイドン的傾向は?

さてこう話してしまうと
魚座の守護神は
あまりいい所がないと感じて
がっかりの魚座さんもいらっしゃるかもしれません。

でもゼウスに次ぐ圧倒的な強さを持つ神
海全体を支配しつつ
地震も起す=つまり大地もコントロールーし
おそらくそれが水の力である津波なども起す
陸地も呑み込む神、
また、風が強まり波が荒れれば海があれる
海から派生したものではないかもしれないけれど
このシケの状態も
海の神の力だと考えられたのでしょう。

従って 自然に働きかける神としては
とても大きなは神です。

今回のお話の音声配信はこちら

また夢解きなどでもそうですが
象徴として
海は無意識や感情とされ
陸地は意識や思考とされますが。

それからみれば
感情が思考を呑み込む
無意識的にいつも抑えていたものがあふれる
大きな力です。

これはポセイドンと同じく
恋に関して言えることかもしれません
普段は柔らかいイメージをもたれやすい魚座ですが
ここに関しては結構激し目
その熱狂性といいますか
一度好きになると四六時中その人を思う とか
どっぷり突っ込んでいく感じ

更にはなかなか策士で
相手を手に入れるためには
普段よりはるかに粘りを発揮する人も多いように感じます。

感情と言う海は大きくてひろくて
時々そこが震源地となり大きな揺さぶりがかかり
地震のようなエネルギーを発動する
これがまさに魚座に関する恋愛観としては
ぴんとくるきがします。

勿論、これも魚座に太陽がある人
月がある人、金星がある人、火星がある人
それぞれどんな星があるかによっても
違いますけれど。

しかしよく考えれば
元々、この魚座=双魚宮のさかなは
アフロディーテとエロスが魚に姿をかえて
リボンで結ばれた姿です。
恋には強力タッグと言えますね。

他には無意識の海から湧き出すインスピレーション。
これが的確につかえれば素晴らしい働きです。

現実の地球で考えても
その7割が海です。
そちらを支配している星座ですから
天才的なひらめきなども起こりうる
その源の守護神を持つともいえます。

普段は意識である陸地
現実社会でもそこで行われている活動が
世の中を動かしていような
そんな感じがしがちでしょうが
実は海の力、魚座の特性の働きは
気づかぬところで大きな影響力を持っている
と考えることができると思います。

ということで
魚座の守護神ポセイドンについてのお話でした

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

*ご感想やリクエスト、ご質問などもありましたら
是非お気軽におよせください。

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