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円+タンクトップ=円タンクの完成とギャルソンで学んだ体型カバー術

2024年最初の服が完成!
濱田明日香さんの「かたちの服」という本から、「円タンク」を作りました。


昨年の12月から作り出したのですが、子供がインフルエンザに罹ったり冬休みがあったり…さらにはミシンが故障して完成まで1ヶ月以上かかりました。

そして完成した服がこちら。


円タンク=円+タンクトップ

本には、「張りのある布で作ると腰回りが大きく見えてしまうので薄手の生地がおすすめ」と書いてありました。

しかし私はこの形のまんま着られる方が面白いなと思ったので、敢えて張りのあるしっかりめの生地を選びました。

着てみたところはこちら。

着るてみると予想外の動きや変化が出て楽しいです。

丸いデザインを活かした着こなしがいいと思ったので、丈短めのカーディガンで上半身をコンパクトにして丸みをより強調するようなコーディネートにしました。

ギャルソン流、体型カバーできるコーディネート術

①個性的なデザインに注目させて、体型に目がいかないようにする


この「円タンク」のように、おもしろい形やビッグサイズで体の凹凸を覆い隠してしまうような服はギャルソンからも多く発表されています。

その様な服はデザインが奇抜ゆえに一見難しそうに感じるかもしれません。

ところが、着てみると個性的なデザインの方に注目されるので、体型を気にせずに済んでかえって気楽に感じることができます。

それにコーディネートの主役になるので、合わせる小物などの色や形をベーシックにするだけで難しく考えなくても簡単に全体がまとまります。



2012年秋冬のコムデギャルソン。
「円タンク」に近いシルエット。足元はシンプル。


②コンパクトに見せる部分とボリュームを出す部分のメリハリをつける



私の体型の悩みは、上半身のサイズは大きめなのに対して足が比較的細いところ。
つまり上と下でサイズ感が全然違うのです。

そんな私がギャルソン時代に大御所の先輩に教えてもらったコーディネート術があります。
それはメリハリをつけることです。

私のように上半身が気になる人は、ジャケットを選ぶといいよと教えてもらいました。

なぜジャケットがいいかと言うと、生地がしっかりしていて体の凹凸が響きにくいため、本来の見た目よりもスッキリとして見せることができるからです。
ニットだと体のラインがハッキリ出てしまいます。

Tシャツやブラウスを着る時も、体型カバーの為にゆったりサイズを選ぶとかえって大きく見せてしまうことがあるので、ちょうど良いサイズ選びがオススメです。

一方で下半身の方は、ボリュームのあるボトムスを選んで大きく見せて上半身とのメリハリを出すことにより、上半身をよりコンパクトに見せることができます。

また、抵抗がなければ手首足首膝下など細く見せれる部分は積極的に出すようにすると、全体的にスッキリして見えるので効果的です。

今回作った「円タンク」は、下に行く程ボリュームが出るデザインにより上半身がコンパクトに見えるため、体型カバーにはとても効果的と言えると思います。


上はジャケットでコンパクトに見せて、下はボリュームを出す。足首を出すと全体にキレイにまとまる。


上半身にデザイン物やボリュームが出る場合には、
ボトムをコンパクトにして膝下を出すとスッキリする。


ということで、体型にお悩みがある方はデザイン性の強い服を着ることをぜひともオススメします!

次も自分らしく楽しく服作りやっていきますので、よかったらまた見てください!

最後まで読んでくださってありがとうございました!



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