歴史入門・第5回「日本のかたちとコメへの信仰」
さて、本日はいよいよ日本の誕生のことについてわかりやすく話していきます。
日本では、約6000年前(紀元前4000年頃、縄文時代・中期)に岡山県・朝寝鼻貝塚で陸稲栽培が行われていた形跡(プラント・オパール)が見つかっており、また約3000年前(紀元前1000年頃、弥生時代・草創期)には岡山県・南溝手遺跡で「籾の痕のついた土器」と「プラント・オパール」が発見された。
「プラント・オパール」とは「植物の葉の細胞に形成された50ミクロンほどの小さな珪酸体(ガラス質)のこと」で、