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HSP聴覚過敏の原因と向き合い方

聴覚過敏とは

HSP聴覚過敏は感覚過敏の一つで、日常生活に支障が出るほどに自分の回りの音が異様に大きく聞こえ、音が耳に入ることに苦痛や不快感を伴い、心的ストレスを感じる症状のことを指します。敏感に音を捉えやすく、他の方が気にならないような音が、大きく響くなどとてもつらい症状です。

例えば、

  • 甲高い声子供の声が頭に響く。

  • 頭の中で常に音が響いた状態で、不安イライラなどがつらく眠れない・・・

  • 食器が触れあう音で不快で家事が手につかない

  • 時計の秒針の音が気になって眠れない

  • バスや駅のアナウンスが響いて、交通機関が使えない

  • 騒音に対して過敏になり、我慢できない

など、聴覚過敏症の症状は、様々です。日常生活でも音が大きく響くので、いつも苦しい状態が続きます。


聴覚過敏症の原因

大きく分類すると「耳の機能」「脳の機能」「メンタルの不調など」の3つの原因が考えられます。

①「耳の機能」

騒音などの大きすぎる音は瞬間的に遮断して、鼓膜へのダメージを防ぐなどの本来的な役割がきちんと果たせなくなっているのです。これには、下記の病気が影響している可能性があります。
(顔面神経麻痺)
顔面神経麻痺は、顔面の筋肉を動かす神経に麻痺が生じる病気です。。顔面真剣麻痺のある方は、「味を感じにくい」「音が響いて聞こえる」など、感覚障害を伴うことがあります。
(内耳性の難聴)
聴覚過敏症の原因の一つとしては、まず内耳で音を調整して伝達する機能に何かしらの障害が出ていることです。メニエール病「突発性難聴」は、これに当てはまります。
音そのものは聞こえずらいのに、ある特定の音に敏感になり強く響き、不快に感じられたりします。

②「脳の機能」

脳の機能が影響する原因として、「発達障害」「片頭痛」などが挙げられます。
発達障害があると、五感が敏感になりやすいと言われており、聴覚過敏に悩まされるケースがあります。また、片頭痛があると、脳の神経細胞が常に興奮した状態が続くことによって、拾いたい音を上手く選ぶことができない状態になります。その 結果として、聴覚過敏を引き起こすと言われています。

③「メンタルの不調」

不眠症や不安症状をかかえている方、またうつ病によって自律神経が乱れていると、音や声に対して過敏に反応することがあります。このように心の不調のサインであるケースも考えられます。うつ病は早期治療が大切です。


聴覚過敏の治療方法は?

聴覚過敏症の治療には、第一に根底にある原因の病気を治すことにあります。症状が発症する真の原因が不明であると、治療期間が長引いてしまう恐れがあります。
何の音に対して不快感を感じやすいのかを追求することで、聴覚過敏症を発症させた本当の原因が判明することもあります。
とくに精神的な要素が影響しているため、ストレスの根元を取り除けば解決することも大いに考えられます。もしも、脳や耳の検査をして異常がないのであれば、ストレスを抱えていないか一度見直すことをおすすめします。メンタル的な問題が聴覚過敏を引き起こす原因と思われる場合は、心療内科精神科を受診しましょう。


日常・仕事中にできる対策・対処法

  • イヤーマフやノイズキャンセリング付きのイヤホンを使う

  • 聴覚過敏保護用シンボルマークを活用する

  • 映像資料を見ていて疲れたら、音声ではなく字幕に切り替える

  • 仕事場のデスクを静かな場所にしてもらう

  • ストレスを溜めないよう、リラックスを心がける

  • 自律神経が乱れないように、規則正しい生活を送る

根本的な治療はまだ確立されているものがなく、日常生活にも大変な困難が伴い、精神的負担が大きい病気ですが、原因を見つけることで、症状に合った治療をしっかりとすれば良くなる病気です。

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