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一番の強みについて改めて考えた

人それぞれ”強み”ってあると思います。また、誰にとってもなかなか難しいこと、だからそれができたら、間違いなく結果が出ることを”強み”ということもできると思います。

実は我が家の末っ子、四人の兄弟姉妹の中で 勉強のセンスは一番 低い...4人見て私が思うのでそうなのです、テストの成績を見てもわかりました。

それが、第一志望の大学に合格できた!なぜか?

答えは二つ、はっきりしています。

”確固たる揺るがない目標があったこと”

”コツコツ ただコツコツと 諦めずに努力したこと”

高校生の段階で誰しもが はっきりとした将来の目標を持っているものではありません。私もありませんでしたし、上の三人の子供達もそうでした。あっても漠然としたもの。

末っ子の場合は小学生の頃から 周りになんと言われようが、 なりたい職業への想いは揺らぎませんでした。だから、その自分の姿を描いて、学部を変える、ということなど一度も思わずに やり通すことができました。

そして、お勉強の才能が高くないなら、その代わりにできることは

”とにかくコツコツと続けること”

これしかないと思います。そして、これはまた、誰にとっても、わかっていても最も難しいことの一つではないでしょうか?だから 私はよく言っていました。

”ウサギとカメの話のように、どんなにゆっくりでも コツコツと歩みを止めない人が 最後にはきっと目標を達成できるんだよ。要領は悪くても、あなたには、その コツコツやれる、という強みがある。それは何よりの強みだと思うから。”と。

そして 高3になって、彼女は それを実行しました。結果、上の子たち、その後TOEIC900ホルダーやTOEFLも110を超えたり、となりましたが、高校の時に誰も英検準1級をとってはいませんでした。それを 彼女は 取ることができました。

小論文。そもそも 日本語のてにをはがおかしかった。日本語自体がおかしかった。お題を出されても、最初の頃、いやいや当分の間は、一つ書くのに 唸り続けて何日もかかってそれで、た〜くさん直される、というのが続いて、これでどうにかなるのだろうか、果たして、と思うほど悲惨でした。それが 入試の頃には、なんとか形になるようになり、小論文のある大学は全部合格するまでになりました。

英語も、小論文も、数学のようなセンスはいらない、とにかくコツコツやること、それに尽きるものです。でもそれは 時間がかかるし、続けること自体が難しいもの。

一番入試を心配していた末っ子が、ここまでくるとは...改めて、

”確固たる揺るがない目標があったこと”

”コツコツ ただコツコツと 諦めずに努力したこと”

の大切さを再認識したのです。


そして最後に”良い先生との出会い”

これも非常に大きかったと思います。実は、日本に一月末に帰国後、通うつもりにしていた予備校。お金もすでに払っていたのに、”上海から帰ってきた”ということを理由に、授業を延期することを直前に言われ、それで予備校を変えたのです。いわゆる”差別”を受けて、その時の憤りと悲しさは相当なものでしたが、

今思えば、あの時、あんなことがあったので、いまの先生に出会えたわけです。娘は あの先生だったから、信頼して頑張り通すことができた、と言っています。合格通知がくるごとに、「早く先生に報告したい!次の授業まで待ちきれないんだけど!」と騒いでいました。

そして今日、手作りのクッキーと お礼の手紙と 合格通知を持って、 先生にご挨拶に行ってきました。

”人間万事塞翁が馬”ですね。

あなたの強みは何でしょう? あなたの夢は何でしょう?

末っ子の姿を見て、私自身、自分に今問いかけています。

最後まで読んでくださりありがとうございます♬

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