サッカーは判断のスポーツ

一生懸命練習しました。でも試合では活躍できません。
これは意外とよくあるケースである。

「日本人はうまいけどサッカーを知らないね。」

と欧州の選手に言われる。

子供達の練習を見ていても、ボールリフティング、
ジグザグドリブル、相手のいないパス練習。

「相手のいない練習が多い。」

これの何が問題なのか。。。

「判断力を養うことができない練習ばかりなのである。」

勿論、初心者は基礎が重要なので、シンプルな
技術練習は必要である。

しかし、そればかりに固執しすぎてしまうと大きな弊害があるのである。
「判断」というサッカーにおいて重要な部分が抜け落ちてしまうのだ。

リフティングができないサッカー選手は実は多い。
最低限度のリフティングスキルは必要かもしれないが、
それ以上の技術は試合で生きることはあまりない。

「どの部分にフォーカスするのか。」

この掘り下げる部分を間違えると試合で活躍できない選手が
生れてしまうことになる。

実践で一番重要なこと。それは「判断」である。

相手の状況に応じた判断と技術がサッカーには求められる。
だからこそ、その部分を磨く必要性があるのである。

常に相手を観てどういう判断をするか。
ここがサッカー上達におけるポイントである。

「相手の動きに対して自分はどういう判断をするのか。」

これを子供達には意識して練習させるだけで結果が大きく
変わってくる。


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