遠い昔の夜に

君はもう寝ているかい
窓の外
月が見てる
横たわった僕の足に
反射した光が染み込んで
薬みたいに作用し始める

脳の中が燃えるみたい
起き上がって
言葉を探したくなる
君が起きていたら
そのまま伝えたくなる
僕の言葉

月明かりを借りて
君の肌に作用して
まだ君が起きていたなら
ふらふらと誰もいない道を
歩き出すかな
月明かりを借りて
君の鼓動で動かして
まだ君が憶えているなら
ふらふらと僕の元へと
帰ってくるかな

直接もう君と話せないのに
月を介してなら
話せるような気がしたよ
月の光が作用するんだ


君はもう寝ているかい
窓の外
月は見てる
横たわった僕の夢に
反射した光が染み込んで
薬みたいに作用し始める

脳の中が燃えるみたい
起き上がって
言葉を探したくなる
君が起きていたら
そのまま伝えたくなる
僕の言葉

月明かりを消して
君の肌を弄って
まだ君が起きていたなら
ふらふらと誰もいない道を
歩き出すかな
月明かりを消して
君の鼓動を動かして
まだ君が憶えているなら
ふらふらと僕の元へと
戻ってくるかな

直接もう君と話せないのに
月を介してなら
話せるような気がしたよ
月の光が作用するんだ

寂しい夜に
二人の夜に
遠い昔の夜に
戻ろうとして

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