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『母からの虐待も「嫉妬」の延長だったのでしょうか?』お悩みに回答しました。

こんばんは!
湘南に暮らす心理カウンセラー 
ニュートラルに美しく生きたい女性のメンタルコーチ 
渡辺サヤです。


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さて、本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。

ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。

『母からの虐待も「嫉妬」の延長だったのでしょうか?』
相談者:ねこねこあざらくさん

先生の皆さま

はじめまして。いつもは根本教ですが、こちらにはさまざまな個性の先生がいらっしゃると聞き、今回はじめて質問させていただきます。

根本先生の『つい他人と比べてしまうあなたが、嫉妬心と付き合う本』を読んでの質問です。その中には、他者からの嫉妬のサインとして、「理不尽な怒りや攻撃をぶつけてくる」とありましたが、たとえば母から娘への虐待もそれにあたりますでしょうか?

子ども時代、母は私を怒鳴ったりしている最中、父が仲裁に入ろうとすると「あんただけ気に入られようとして」と父を責め、「あんたのせいよ」と私を責めました。
わたしが思春期になって、好きな男子ができたり、下着姿で部屋をうろつくと「売女」や「色きちがい」(←なんて古風なボキャブラリー!)と汚いものを見るように言っていました。
人間サンドバッグばりに、ビンタやキックなどの暴力も全力で受けてきました。

そんなこんなで、つい最近まで、すっかりわたしは自分の中の女を嫌い「スカートを履かない星人(成人?)」として生き続けてきました。
その上、父をダブらせるようなひとまわり上の恋人(しかも、その人には母と同い年ぐらいの長い付き合いの彼女がいる)までつくっています。わたしも既婚者なので、ダブル不倫のような関係です。
当然、いろんなことに嫉妬しまくって、自爆する毎日でした。逆NRT願望まであり、そのジャンルのAVを見てはオナニーしてました(笑)

でも最近、女性性の解放ワークに目覚め、彼との関係もソウルメイトのような(?)親密さに変わりつつある中で、心が安らかになってきました。
そこでダメ押しのような「嫉妬本」に出会い、自分の中の嫉妬心と完全なるお友達になりたいと思えるようになりました。

前置きが長くなり、すみません。
母から虐待されていたのは、母から私への嫉妬もあったのでしょうか?
自分は、嫉妬されるほどの魅力やエネルギーを持っていたと解釈してよいのでしょうか?
自己肯定感を上げるために、もう一皮むけたいです。

みなさまのお考えをお聞かせいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。


ねこねこあざらくさん

ご相談頂きましてありがとうございます。

まず一言!!母は娘に嫉妬するものです!

私の母も私と張り合うようなところがありましたし、かくいう私も、娘に対して嫉妬心があります(笑)

どうしても、同性の子供に対して投影する心理が出てきます。

同性の子供と自分を重ねて見てしまう。

子供を通じて、自分の嫌な所を見てしまう。

そんな心理です。


ねこねこあざらくさんがお母様から虐待されていたとのことですが、
それは大変傷ついたと思います。
当時は辛かったと思うし、今でも沢山傷がついているのではないでしょうか?

お母様の心境を解説することで、ねこねこあざらくさんの中で、過去の出来事の捉え方が変わり、お母様を理解できるようになることで、いくらか傷も癒えてくれたらよいと思います。

お母様が、ねこねこあざらくさんに対してきつく当たってしまったのは、
投影の法則を考えると、娘を通じて自分を見ていたから。

つまり、それほど自分のことがあまり好きではなかったのかもしれません。

娘に自分を投影させて、娘を見るたびに自分の代わりに攻撃してしまう。
そして、攻撃しては自己嫌悪に陥り、自分を責める。
繰り返すうちに、罪悪感が溜まっていき、自分が嫌いなので、自分を投影した娘に対してどうしてもイラっとしてしまう。

そんなスパイラルに陥っていたのだと思います。

分かっていながらも、方向転換するほどの余裕がないと、忙しい生活にそのまま流されて行ってしまいますから・・・

当時、お母様自信が、結構大変な思いをされていたのではないかなあと推測します。

そして、何よりも、自分が我慢して押し込めた気持ちや行動を、娘が体現していると、

「ズルい!」

って気持ちが出てきます。

これが嫉妬なんですが・・・

一番厄介なのは、自分を投影している分だけ、今度は

「私の娘=分身であるはずなのに、なんで私は我慢してるのに、娘である、あなたは我慢しないのよ!」

「私は許されないのに娘は許される」

という気持ちが強い嫉妬心を招くのかもしれません。

本当は我が子を素直に愛してあげたい


しかし、本当は娘の幸せを願っているのです。
ただ、娘に対して、私の辛い気持ちを理解してくれるはずだという甘えから、強い言葉や暴力があったのだと思います。

だって娘に自分を見ているわけですからね。
理解できないはずないでしょ!って余裕のなさから押し付けてしまうんですよねー。

>わたしが思春期になって、好きな男子ができたり、下着姿で部屋をうろつくと「売女」や「色きちがい」(←なんて古風なボキャブラリー!)と汚いものを見るように言っていました。人間サンドバッグばりに、ビンタやキックなどの暴力も全力で受けてきました。そんなこんなで、つい最近まで、すっかりわたしは自分の中の女を嫌い「スカートを履かない星人(成人?)」として生き続けてきました。

お母さんを見習って、女性を封印して生きてこられたのですね。

最近は、女性性解放が進んでいるとのことで本当に良かったです。
今まで禁止してきた分まで、女性として生きる楽しさをもっと受け取って幸せになって生きましょうね。

>その上、父をダブらせるようなひとまわり上の恋人(しかも、その人には母と同い年ぐらいの長い付き合いの彼女がいる)までつくっています。わたしも既婚者なので、ダブル不倫のような関係です。

お母様からの嫉妬から、仕返しする心理として、ねこねこあざらくさん
の心の中でも競争心が眠っているようですよ。
 
父、母、ねこねこあざらくさん、という三角関係で培われた、「お母様に勝ちたい」気持ち、また、「お父さんからお母さんを勝ち取った」という過去の実績から、自信がありますので、既婚者の彼でもお付き合いが苦じゃなかったと思うんですね。

ただ、今後、ねこねこあざらくさんの女性性が更に開いていき、お母さんとの関係性が改めて愛で繋がれるようになると、お母様に対する競争心が薄れていきますので、今度は既婚者の彼の奥さんに同情心が出てきたりする可能性もあるかもしれません。

そして、大人の女性として改めてお母様と対等な良い関係に変わっていくと、自分の成熟した部分っていうのに自信がついて来ますので、父親くらいの年上の彼ではなく、同年代の男性がパートナーの席に座るように変化する場合が高いです。

それは、旦那さんかもしれないし、旦那さん以外なのかもしれないし・・・

ねこねこあざらくさんは、苦しかったお母様を包めるくらいの優しさや器を、本来は持っていますので、それを女性性と一緒にこのままどんどん開花させていきましょう。
外側からのアプローチでいえば、スカートをはいて出すのは足だけでなく、夏は二の腕や背中も出してみましょう!

お母様との関係も、女の友情のような関係に変わっていきますよ。
今後、「あの時はごめんね」なんて言葉がお母様から出てくるかもしれません。

母と娘って本当に良いものですね。


渡辺サヤ

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