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私がしてきたコミットメント②~コミットメント出来ない状態のデメリット~

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです

急に涼しくなってきましたねー

さて、前置きなし!
前回のコミットメントの続きです。

こんなコミットメント出来るの?というマインドとは・・・

目に見えるものよりも目に見えないものを強く信じられたり、頭のネジが幾つか外れてるくらいに、思考のブロックを外せていた。という経験がありました。

今となっては自分でも自分の行動が信じられないくらいなんです・・・

***

コミットメントというのは、「あの目標に、必ず向かっていく」と決めることです。
当然、「やめる」という選択肢はありません。

だから、どんな問題が出てきたとしても「どんなふうに、乗り越えようか?」と、自分の持つ全てのエネルギーを使って、前に歩いていくことです。

迷ってばかりいて動けず、状況が滞っているときとは対極に、コミットメントしている時というのは、さまざまな工夫や方法を取り入れながら、状況を変える力を発揮しているのです。
 
  
根本師匠もブログで「感情がエクセルで頭が電卓」ておっしゃってましたね。
そのくらい、私たちは感情の方が大きいわけです。

なので、いくら正しいことでも、思考で下した決断に感情が伴ってないと、途中で心折れるんですよ。

情熱を燃やせなくなってしまうんですよね。

だから、頭ではなく心で決めるんです。

失敗しない方ではなく、やりたい方で決めるんです!!

逆に、コミットメントできないよーって状態の方のお話をしていきたいと思います。

*コミットメント出来ない状態のデメリット

・行動的でなくなる
・はっきりできない自分に不信感が募る
・相手に対しても不信感(投影の法則)
・失敗したらどうしようと不安になり続ける

コミットメントって、腹をくくるとか、そんな表現が使われますよね。

腹をくくる前というのは、恐れや不安を沢山感じて、自分の軸がぶれている状態なんだと思うんです。そういう時というのは、多くの場合は、行動的では無かったり、はっきりしない自分に不信感を募らせたり、または、自分不振ということは、相手がいる場合には相手の対しても信頼しきれなかったり・・・と、中途半端になってしまうことが多いと思います。

中途半端がいけないわけじゃないんだけれど、多くの場合、中途半端な時というのは、自分が100%の力を出し切れていない時なので、その時の自分の状態に自信を持てないんですよね。
 
恐れている通りになったらどうしよう・・・とか、不安や恐れ、傷とか、そっちの方を見ているわけなんです。
 
それは、逆説的に考えると、ある意味「コミットメントしなくても良いような言い訳」を自分に与えている、という捉え方も出来ます。
 
コミットメント出来ないでいるときというのは、私たちは、片足を一歩前に出しては、「どうしようかなあ。」 「でも〇〇だしなあ」って言って一度出した足を引っ込めて・・・
って何度もやっているので、悩んではいるけれど、前には一歩も進んでいない状態なんですよね。
 
人というのは、本質は前に進んでいく生き物ですから、この前に進んでいない状態というのは、非常に心地悪いものですし、そこに罪悪感を感じやすかったりもします。

努力家だったり向上心が旺盛だったり、真面目な性格の人ほど・・・まあいっか・ってその場所に停滞しているの嫌うんですよ。
 
すると、「こんな私なんて~!!」と自己攻撃が始まります。
どんどん負のスパイラルへと陥っていくんですよね。


*コミットメント出来ない状態に長く居続けるとどうなるか?


そもそも、コミットメントって自分にとって大事なことに対してするものですよね。
例えば、夕飯、生姜焼きにしようか?とんかつにしようか?って晩御飯のメニューに「コミットメント!」って用いないでしょ?
 
大事な局面で使うものなので、恐れが沢山出てくるものだと思います。
だからこそ、決められないで長いこと、同じ場所にとどまってしまうってことが良く起こると思います。
 
 
先ほどの項目でもお話ししました通り、人の本質は「前に進んでいくこと」ですから、前に進めない状態というのは、心に結構ストレスがかかることでもあります。

すると、このストレスを受け続けている、自分自身を保つためだけに、エネルギーを使うようになるので、そこで消耗してしまって、判断力や決断力が落ちていきます。

これは、極度の我慢状態にある場合にも同じことが言えるんですけどね、、

同じストレス状態ってことであるならば、よく、旦那さんのDVやモラハラにあっている妻が、暴力される私がいけない、とか、モラハラされる私がいけないっていうような考えを持ち始めるのと同じなんですけど、、私たちには前に進んでいく本質があるのと同時に、前に進めない時というのは、現状維持してもいい理由を後から探し出すっていうような習性もあります。

なので、コミットメント出来ないでいる意味や理由を探し続けて、自分を正当化させ始めるんですよね。
 
そこには、、自分軸がありません。だって自分が本来望んでやっていることじゃないですからね。
 
要するに、問題を自分事として捉えなくなるんです。
すると、気が付いたらどんどんコミットメント出来ない材料が増えていってしまうんですよね。

最初の頃は、もっと問題について、違和感とか、解決しないと!って感覚が必ずあるはずなんですよ。

最初の見て見ぬふりっていうのが、雪だるま式に大きくなっていって、気が付いたら、問題が大きくなってしまう!(自分が後付けした問題なんですけどね)

そういうことがよく起こるので、

このコミットメント出来ない状態を長く続けるのはあまり良いことではないと、私は個人的には思うんです。

コミットメントしないならそれでいいんですけど、したいのにできない!って状態が、ちょっとあまり良い状態ではないのかもしれないですよね。
こういう場合、認めたくないものがある場合に、良くおこります。
 
これってね、パートナシップの問題で例を出すと、、「この人と一緒にやっていくんだ!」というのもコミットメントなんですよ。そういう意味でつかわれることが非常に多いですよね。
 
でも、それとは別に「自分は愛されていない」と認める勇気って時には大事で、その人と距離をとる、別れるっていうのも、コミットメントだと思うんですよね。
 
こういう場合って手放しって言い方するでしょ?
もちろん、本当の最初の方は自分から与える、とかが大事なんで、相手が思ってくれてなくてもいいんですよ、でも、ある程度自分の中で決めた期間とか、自分の中の気持ちのバロメーターを超えて、相手に対して与え続けてしまうっていうのは、最初の頃の方に感じていた違和感を、そのまま持ち続けたまま、見て見ぬ振りしちゃった自分が居たわけなんです。
 
ロックマン、野良猫男子を追いかけてると、問題を相手のせいに出来るから、自分はまだ好きで居てもいいんだって自分のことを正当化しようとしてしまうかもしれないけれど、、

振り返ってみると、本質を見抜いていたのに見ようとしなかった自分っていませんでしたか?って事なんですよね。
(ちょっとこれは人によっては厳しい言葉になってしまうかもしれない・・・)

本質を知ったうえで、愛する!だったらいいんですけど、彼には親密感の恐れがあるからって、自分の問題も彼に背負わせてしまって、何年も、関係性が曖昧で、それによって自尊心をなくして、現状維持のままでいる女性は多いですよね。
 
相手の問題にせずに、「いや、そうじゃないよ。自分はそんな彼とどうしたいのよ?」ってことが大事になってくるわけです。
 
まあ、ぶれたり、迷ったりする期間ってある程度は必要なんだと思うんです。
その人にとってプロセスって学びとして大事だと思うので、状況はそのままでも別に良いと思うんですよ。

バサバサ関係を切っていくことが良いことだとも思わないので、、

変えるとしたら、現状は維持のまま、自分軸だけは即座に取り戻すこと!

相手の問題にしないで自分の問題にしましょうねってことですよね。
 
そうは言ってもですねー。

私も、独身の時に、ここに非常に長くいた時がありまして、抜け出すのが大変だったことがありました。数カ月じゃない、何年もです。

一回ここにはまり込むと、本当に動けなかったです。突き飛ばされたこともあったけど、離れられなかった。

結果的に、知らない間に沢山傷ついて、ボロボロになり、自分を立て直すのに数年間もたってしまったっていうことがありました。

自分軸を取り戻すのってすっごく時間かかるんですよ。

長くなりましたのでまた次の回に書かせていただきますね!

渡辺サヤ

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