嫉妬される側の心理と素直に人の幸せを喜べない時の対処法
湘南に暮らす心理カウンセラー
渡辺サヤです
さて、「嫉妬」に関する続きの記事です。
前回まではこちら↓↓↓
前回までは嫉妬する側の記事を書いてきましたが、今回は嫉妬される側の話をしていきたいと思います。
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嫉妬される側の心理状態
嫉妬する側の心理として、自分の才能や魅力を受け取っていないで封印しているときに、違う誰かが表現していると、嫉妬の感情が生まれる。というお話をしてきました。
では、嫉妬される側としては、嫉妬している人からは、魅力、価値、才能をある意味認められているってことになります。
なのにも関わらず、褒められたときとかに、「いいえ!!私なんて全然です!」とか、「普通です~」って謙遜したり、自分の価値を認めなかったりすると・・・
嫉妬した相手は、「私が凄いっていうところを認めなかった。ってことは、あなたは私とレベルが違うって言いたいの?」みたいな気持ちになるので、余計に嫉妬心が火がつくんですよね。
みんながかっこいいって言ってた人が自分に告白してきたとします。それで、みんなが「いいな~」って言っても、「ううん。別に彼は普通だし」なんて言ってしまうと、「何よ!あの女!」みたいな。
思いっきり、周りの人と比べて自分の基準値あげちゃうことになるんです。
それだと、距離も出来ちゃいますよね。孤立しがちです。
それで、嫉妬されちゃって孤独なんです。とかっていう事態に陥りやすいんですよね。
例えばね、〇〇君が彼氏でいいなあって言われたら、「私もすっごく好きで追い回したの~♡」とかって言ったら、周りの人と同調できるんですよ。
周りからすれば「あの子も頑張ったのね~」って応援されたりしますよね。
なので、自分の魅力価値才能、そして努力を素直に認めるっていうのが大事なんです。
嫉妬する側も嫉妬心を手放すのは「素直さ」が大事でした。
それと同じように、嫉妬される側も「素直さ」が大事になってきます。
素直さっていうのは、自分の魅力価値才能、そして努力を素直に受け取るってことです。
人の幸せが喜べない心理状態とは
人の幸せが喜べない心理状態とは「他人の成功や幸せを知ってショックを受けている状態」といえます。
要は、いいか悪いかは関係なく、「人の幸せが自分にとっての衝撃だった」ということなんです。
また、人の幸せを知ってショックを受けた状態になると私たちっていうのは一時的に自信を失った状態になることがあります。
このとき、人によっては自分の悪い部分ばかりに意識が向きます。
例えばね昔、私は29歳の頃、独身だったのですが、その時に一番仲の良かった前の会社の同期から結婚報告を受けました。付き合って2カ月のスピード婚で、お付き合いしていることも知りませんでした。
彼女の一人暮らしの部屋に泊まりに行ったときに聞いたんだけど、その時寝るときに、涙が流れました。ひっそりと彼女にわからないように泣いたことがあります。
今まで同じ立場だった友達に急に置き去りにされるようで、寂しいし、ショックを受けてしまったんですよね。
そして、すぐに、心から喜べない自分の至らなさや、結婚したくても出来ない自分に対して自信を失ってしまいました。
この時何が起こっていたかというと、人の幸せを知ったショックや自信を失ってしまう感覚に対応するために、自分の悪い部分、至らない部分に意識が向いていたんです。
しかし、そんな時には、自分を否定的に見てしまうことが駄目なんではなく、そこにもまた事情がある、って捉え方をしてあげる必要があります。(自己受容ですよね)
自分のマイナス感情に寄り添うことにより、人の幸せを喜べないのは一時的に失った自信の影響なんだと、捉えることが出来れば、人の幸せを喜べないという感情から早い段階で抜け出せそうです。
そして忘れてはならないのは、人の幸せが喜べないのは「誰よりも幸せでありたいから」という気持ちがあるからです。
この気持ちって本当に大事ですよね!
私も幸せになりたい・・・
そんな正直な感情に気づかせてくれるのが嫉妬の感情の役割なのだと思いますよ。
渡辺サヤ
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