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私のすべてがつまったノート:自分の軸をつくり、見失わない方法

みなさん、こんにちは!


さて、

今回は、私が高校3年生の時から

大切に、大切にしてきた、

私の伴走者のような存在にもなってくれている、

ノートたちについて紹介できたら、と思います。


高校3年生の時に書き始めた1冊目のノートは
とっくにページを使い尽くし、

約4年間で、12冊目?まで増えました。


そんな私のノートが生まれたきっかけ、

そもそもどんなノートなのか、
どんなことを書いているのか、

記録することを通して、自分が得たものや気づき

そんなことを綴れたら、と思います。


note を読まれている方、
書かれている方には、
共感される方も多いのかな、と思いますが、

何か新しい気づきや、発見があると嬉しいです*


それでは、まいります!

ノートが生まれたきっかけ

はじめの一冊は、

高校の時に世界史の授業のために用意して、

最初の数ページだけ使って
(先生が毎回プリントを用意してくれる授業だったので結局ノートの必要性がなくなり)、

使い道がなくなったノートに、

大学受験のための自己分析メモを書き始めたのが

きっかけでした。


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高校生の時に、たまたま手に取ったコクヨのフィラーノート。B5・リングの無地。今は自分に一番しっくりくるノートで、これじゃないとだめになってしまいました。笑 
4年前はごく普通の文房具売り場にも売ってましたが、最近はオンラインでしか買えないんですよね泣


アメリカの大学への出願資料を作成するにあたって、

自分史を書き出してみたり、

「Karinが学びたいことって何だろう?」と問いを立ててみて、

ばぁーっと思いつくものを書き出してみたり、

そんなことを積み重ねていったのが、

はじまりです。


アメリカの大学の受験では、
出願校一校につき、ひとつ、ふたつとエッセイが課せられることも多いので、
それなりにブレインストーミングする題材も多く、
加えて奨学金などへ応募するための作文もあったので、

高3の1年間は、このノートを通して

ひたすら自問自答を繰り返し、

気が付いたら
2冊目、3冊目とノートが増えていました。


具体的には、どんなことを書くの?

さて、きっかけはこんな感じだったのですが、

もちろん今は受験生ではないので、笑

今はこのノート、何を書いているの?

ということですよね。


実は自分でもはっきりと定義づけしているわけではなく、

なんとなく生活の中で、

・自分にとって何か響くものをもっているもの、秘めていそうなもの

・小さいことだけど、自分の大切な一部になりそうと感じるもの

・自分の考え方、世界の見方、ものの捉え方を変えそうな/変えたものだな、と思うもの

・これは覚えておきたい!ちゃんと自分の一部にしていきたい!と感じるもの

そんなことを書いています。

なので、このノートに書くか、書かないかは

ほとんどの場合、

直感に委ねられている

ということです。


よくあるものだと、例えば、

講演会などに参加するときは、

だいたいこのノートを開いて、

共感したこと、覚えておきたいと思ったこと、自分の一部にしたいと思うこと、

そんなことを書いています。


他にも、こういったかしこまった場ではなくて、

日常に散りばめされている、

友達とご飯に行ってなんかちょっと深い話になった時や

両親と何か深い話をたまたました時

インターン先の方や先生との何気ない会話の中で話したこと、感じたこと…


あっ!これ、絶対書いておきたい!と思うことは、

すかさず記録するようにしています。

(記録するようにしている、というよりは、
「あぁ書きたい!!」といった衝動に駆られて書く、といったイメージに近いですね。笑)


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自己分析のメモとしてもよく使います。


あとは、自分のやりたいこと、生き方、大切にしたい価値観などを探る過程で、

お話を伺った方とお話ししたことを記録したり、

自分の素直な考えや感情を書き出したり、


「これは自分も大切にしたいことがたくさん書いてあるぞ!」

と感じる本(や動画)の内容
は、

自分なりに内容をピックアップしてまとめたり。


受験期と似た形で、面接などの準備の過程で、

自分の考えや自分自身について自問自答したり、

将来のことで悩んで、パニックになった時なんかも、

自分の思考を書き出す場にもなっています。


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ある本を読んで、その内容を自分なりにまとめたページ。


記録することがもたらしてくれたもの

こんな感じで、今までの4年間で

いろいろなことを記録してきたのですが、

記録することがもたらしてくれたもの

たくさんあります。


ひとつは、
自分が歩んできた思考の軌跡がわかることです。

このノートを開けば、

1年前、2年前の自分が見ていた世界、
そこから考えていたことが見えて、

自分の成長や変化も感じられるし、

自分がどういうステップを踏んで、

どういう過程で、今の思考や考え方、ものの見方、感じ方にたどり着いたのか

辿れるのは、とても素敵なことだなと、感じます。


ちょうど1年程前に、休学をして、自分についてじっくりと振り返る時間を取っていた際に、

ふと、このノートを見返して、

「あぁ大学入った頃の自分には、これっぽちしか教育の世界が見えていなかったんだなぁ。」

「私、ちゃんと自分の興味に従って学んで、
見えている世界を自分なりに広げてきたんだなぁ。」

と感動したのは、今でもはっきりと覚えています。


自分の将来が見えなくて、
前進できていないと感じているときこそ、

過去の自分が残してくれた言葉、思い、考えに

救われるような気がします。


自分の軸をつくり、そんな軸を常に思い出させてくれるノート

ふたつめは、見出しにもある通り、

自分の軸をつくり、
そんな軸を見失ってしまいそうになった時、
いつでも戻ってきて、自分を取り戻すことができる

そんな存在に、このノートがなってくれることです。


なんとなく直感で、

・これは大切だな、
・これは自分の考え方やモノの見方を変えたり、広げてくれそう、
・これは覚えておきたい!自分の一部にしていきたい!

と思うことは、多分大切にした方がいいことで、

そういうことを、

人生のいろいろなところから拾い集めて、

記録して、

自分の一部にしていくことで、

自分の軸ができてくる気がするし、

これからの自分の軸となるものに対しても、

どんどん感度が上がっていっていく

そんな気がします。


今年に入って、人生で初めて父に恋愛相談をしたのですが、笑
その時に父から聞いた、父なりの恋愛フィロソフィーも、
そう感じたことのひとつでした。

(すっごく恥ずかしかったのですが、聞いたこと、話したことは、しっかりと記録しました。笑)


そんなことを続けていくことで、

結果的に、


・自分の大切なもの

・自分にとって大切な人
(恋愛とかよりも、憧れる人生の先輩や自分の背中を押してくれる存在の人)からの言葉、

・過去の自分が残してくれた言葉

そして、それらからできあがっている自分の軸を、

すべて抱えて、
一緒に寄り添ってくれる私のノートは、


自分を支えて、
応援してくれる最大の味方にもなってくれるし、

自分の軸がわからなくなって、
自分を見失った時も、
いつでも戻ってきて、自分を取り戻せる

そんな存在になっているのかなと思います。


すべてをさらけ出せることの大切さ

記録することがもたらしてくれたもの、に関連して、
ノートに書くことの強みのひとつは、

自分のすべてをさらけ出せること

なのではないかな、と感じています。


当然ですが、ノートは何を書いても、
それをもとに何かを判断したり、
自分に対して悪い印象をもたれることもないので、笑

私にとっては、
自分のすべてを、何の縛りや懸念、心配なく、
安心してさらけ出すことができる

そんな場所でもあるような気がしています。

自分のコアとなる部分を引き出すプロセスは、
辛い時もたくさんあり(受験期はこれが一番大変だった気がします)、

自分が目を向けたくない自分とも、
真っ直ぐ向き合わなければならないこともあります。

そんな時こそ、
このノートがもたらしてくれる安心感があることで、

本当は目を背けたいこと
(自分の弱みや、失敗した経験)や、

「そんなことまで書くの?笑」と思われそうなことでも、
(父に恋愛相談をした話などはまさにそうですね。笑)

ちゃんと記録して、自分の一部にしていくことで、

より太くて、芯がある軸
できてくるのかなと、

感じています。


過去・現在・未来、私のすべてを抱えたノート

ここまで、いろいろと書いてきましたが、

このノートには、

大切な人からの言葉
過去の自分からのメッセージや、
未来の自分へのメッセージ

そんなものがたくさん込められています。

このノートを通して、
自分で自分に
「かりんは大丈夫だから!」と言い聞かせたことも、
「これ、忘れないで。」と記したことも、
何度もあります。

そんな、

未来の自分に向けて何かを伝えている自分、


過去の自分が残してくれた言葉と、
そんな過去の頑張ってる自分に
救われたり、背中押されたりする自分、


見失いそうな自分を取り戻すために、
ひたすら問いをぶつける現在の自分、


どんな時も黙って、じっとそこにいて、
そんな私の書き出す言葉をすっと受け止めてくれる、
このノートは、

これまでの私のすべてがつまってるのもそうですが、


今の自分をつくりあげてくれた人達の思いや、
世界の見方、言葉
もつまっていて、


未来の自分もつくりあげてくれる

そんな存在です。

伴走者みたいに、
ずっとそばで、私と二人三脚してくれる、

そんな存在なのかな、と感じています。

最後に

自由気ままに、紹介してきましたが、

最後まで読んでくださった方、
ありがとうございました!

読んでいる過程の中で、みなさんが
ひとつでも共感することや、
新しい気付きや、響くものがあったら、
嬉しいです。


また自由にいろいろと綴っていくので、

覗きにきてくれたら、嬉しいです*


それでは、また!


他の記事もお時間あれば、
是非覗いていってくださいね :)



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