生理の神秘

このタイトルをつける上で、神秘という言葉の意味を調べた。

〈精選版 日本国語大辞典〉
①神業として秘めておくこと。
②人の知恵でははかり知れない、霊妙不思議な秘密。普通の理論や認識を超えた事柄。またそのさま。

と出てきた。

「生理の神秘」間違いないタイトルだ。

私は8月より生理がおかしくなった。

  • 量が少ない

  • 色が赤くない

  • 生理前後の感情がおかしい(死にたいと思うようになりPMDDだと思っていた)

  • 周期がない(25〜38日で来ない)

この間に産婦人科にも行ったが、特に異常はないとのことで
PMSシートに毎日の体温と社会的・身体的・精神的のチェック項目と一言日記の記入をするよう言われた。
そのシートは2ヶ月ほど記入し、死にたいや仕事が捗らない、仕事を休んだと記入したものを産婦人科に見せに行ったものの、診察代を払うのみでピルやホルモン剤の提案もなく終わっていた。

これくらいが普通、みんなと同じなんだと思った。
心療内科にも通院中だったので、死にたいという感情も仕事が捗らないのも仕事を休むのもそちらの専門だとあしらわれた。(通院中で生理前後の問題がひどくなってきているため産婦人科に行くよう心療内科の先生に勧められたことは伝えていた)

話は変わり、私は現在休職2週目だ。
前回の生理は1/15〜1/20、全期間おりものシートで一日足りるくらいの量でトイレに行ってもトイレットペーパーには黒?茶色?のようなものがしかつかず。また今回もちゃんとした生理じゃないのか〜と落ち込む。どうせストレスだろうなと。そもそもストレスかからない方がおかしいだろうと。。。

そして今朝、5時ごろ目覚め、トイレに行った。
するとトイレットペーパーが真っ赤。数ヶ月ぶりに見る鮮血は美しかった。
思わずいつも通りおりものシートを貼ってしまった。
ばか、そんなちっちゃいので事足りるわけないだろうと、数ヶ月使われることのなかったナプキンたちを手に取るときに笑顔になった。
思わず10時頃母親に連絡した。
赤い血が出た、今まで体に相当ストレスがかかってたから、今体休めてる証拠だね
と。
母は泣いて喜んでくれた。

出血が赤くない時はストレスが溜まっている証拠。
周期が乱れているときはストレスが溜まっている証拠。
量が少ない時はストレスが溜まっている証拠。
死にたいと思うときはストレスが溜まっている証拠。

自分の体をしっかり労って生命から溢れ出る血を受け止める。
そんな素晴らしい経験ができる女性に産まれてよかった、と初めて実感した出来事であった。