架け橋ってなんだろ

　今日、BSSラジオでスリランカについて話した。スリランカは今どんな季節ですかと言われてもすぐに答えは出ない私である。収録だったため、いろいろ調べて多分今は雨季だと答えたものの、20年も近く離れると忘れるものである。来日した当時は恋しくて恋しくて、大学卒業したらすぐにでも帰りたかった。そしてもう少し長く住むと『架け橋』になりたいと、日本で学んだこと、経験したこと、母国のために活かしたい思った時期もあった。
近年『架け橋』ってなんだろと思うようになった。点と点をつなげても、中身が変わらなければ意味があるのだろうかと思うようになった。
全くなにもないことはないけど、架け橋になっていると思えるいろいろな場面を見ていると都合のいいビジネスにしか見えない。
　魚を与えるか、釣竿与えるかで関わり方が大きく違うが、魚を与えてしまうケースが殆どだ。そういう架け橋になっているパターンが殆どた。
　今回のかれーの恩返しの印度亜のマスターのすごいところは、カッコよく私は架け橋だと言わないところだ。そう言ってしまえば、もっと商売繁盛するのに、もっとメディア受けもするのに地道にやっている姿が私にはカッコよく見える。
国柄や価値観も誰よりも見抜いているのですがいつも冷静に何かの使命のようにスリランカの人々と付き合っている姿に架け橋とかなんとかをはるかに超えたものを感じる。
昔はマスターとチカさんとよく呑んで、スリランカについて語ったものだ。
　本当に好きになるって、その国のいい面もめんどくさい面も全てを受け止めて始めてだと二人の行動見ているといつも思う。
　久しぶりにスリランカゴシップしたくなった。

https://note.com/karenoongaeshi/n/n127f66002033