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セミも蝶々も宝ものだったあの日を思い出した、小学校公演の日。

先日、とある小学校で演奏してきましたよん。

子どもたちの元気いっぱいの声にわたしも元気をもらいました。みんな個性豊かで、とっても楽しかったなぁ。可愛かったな〜!

イパネマの娘や、鳴き声シリーズでo pato(ガチョウのサンバ)、A rã(かえる)などボサノヴァを4曲歌いましたが、日本語歌詞も作ってポルトガル語と両方うたいました。どっちが良かったんだろうなぁ。知らない国の言葉も楽しんでもらえてたらいいな…。「英語みたい〜」「???」な反応だったけど、英語みたい、っていうことは違うってわかっているのかなあ。すごいねえ。

子どもたちの手にギリギリ収まるくらいの、小さな卵型のシェーカーを振ってもらったら、今の子たちは本当にリズムがいいの。大人に配るとサザナミみたいになるのに(笑)体で感じてくれるからかしら? すぐに音もまとまって。だけど……つるつるしてるせいか、思い切りふるからか、ちょっとおっきいのか、みんな落とす落とす。

上長根 明子ちゃん(ピアノ)「卵の形してるから、卵だと思ってね〜割れちゃうからね〜」
子供たち「割れない卵もあるよ〜これ割れない!ほら!(わざと落とす)」

笑笑笑。

わたし「それはねえ、楽器なの。このピアノや、このギターと同じだからね、優しく使ってね〜〜」

盛り上がりすぎたので、1曲で回収(笑)

「おどるぽんぽこりん」と「となりのトトロ」も初挑戦で歌ってみたけど、わたしの雰囲気だとインチキおじさんもちょっと穏やかおじさんになっちゃうねえ。楽しんでもらえていたらいいな。アンコールが終わった後も「もっとやって」って言ってくれたり、楽器や楽譜を見に来てくれたりして嬉しかったな。聞いてくれてありがとう♪ また会おうね〜。


下駄箱や百葉箱のある風景が懐かしかった。

大人になると子どもに戻りたいと思ったりするね。そんなに楽しい小学時代ではなかったんだけれど。でも子どもの頃は早く大人になりたいと思ってた。あの風景の中にもう一度居てみたいと思うわたしは、立派なおばちゃんということだわ。

あのころは、なんにでもなれるような気がしてたなぁ。
目一杯走り回るタイプじゃなかったけど、桜の木に登ってさくらんぼ取って「デザートで食べたのとなんか違う…(ಠ_ಠ)」と驚いたり、ツツジのお花を摘んで蜜を吸ってみたりもしたなあ。森の入り口の桑の実をルンルン摘もうとして、足元の何かのう◎こ踏んづけて涙目になったりもしたっけ。元祖・森ガールですよ。

帽子ふり回して赤とんぼ追っかけたりしてたな。ススキや何かの葉っぱが、姿を隠してしまいそうなほど茂っていた谷があったの。それは森へ続いていて、よく遊びに行ってたっけ。とっても綺麗で、でも怖くて、森の奥へはなかなか行けなかった。

中学生になる頃だったかには、埋め立てられて集合住宅が何棟もできてしまった。無数に飛んでたあの赤とんぼはどこへ行ってしまったのだろう。人間のために、みんな埋められてしまったのね‥‥。子供のころはあんなに好きだったのに、大人になると忘れちゃう。クワガタもカブトムシもセミもちょうちょも、宝石のように扱っていたのに。


雨の中を駆け回る子どもたちをみて、いいなあ、って思っちゃった。せめて、あの時の風景を思い出せる大人でいたいなあ。

小学生のころ、なりたかったものはなんですか?

わたしはアイドルとお姫様と漫画家(多分イラストレーターだったと思う。絵を描く=漫画家という名前しか知らなかった)と小説家と詩人と、なんかそういうのになりたかったな。だいたい叶ってるかも。

お姫様やアイドルは、綺麗なドレスが着たかったの。シンデレラのドレスに興味があったのであって、王子様ではなかったわ‥‥‥。


誘ってくれたピアニストの上長根 明子ちゃんありがとう♪

終わったあとはおやつで打ち上げ!ピントはパンケーキに、女子はぼかすくらいが丁度よくてよ。


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