話すことは気づくこと
息子が学校に行かなくなり、辛い気持ちを一人で抱え込む日々。家族は「無理に行かせる必要はない」という考えで見守ってくれているとはいえ、息子のことは私に任せっきり。夜中も眠れず、涙が止まらない毎日。
全ての思いを消化できたわけではないけれど、今思えば、小さい悩みだったなってことも多々ある。
私「もうすぐ運動会なのに…。運動会で頑張る姿を見られないなんて…。」
娘(息子にとってお姉ちゃん)「M君のお母さん、運動会の日、韓国に行ってるんだって〜!BTSのコンサート当たったんだって!!」
後日、M君のお母さん(保育園の頃からM君を溺愛しているのが伝わってくるような方!)と話す機会があった。
「子どもの運動会すっぽかすって最低でしょー!!」と明るく笑い飛ばしていた。
なんか、すごく心がスッキリしてしまった。
当日体調壊しちゃったりして参加できない子もいる。一年くらいとんだって、なんてことない。当の息子も全然気にしていなかった。
・・・・・
私「とても気に入っていたランドセルなのに…。もうランドセルを背負って元気に登校する姿が見られないなんて…。」
夫「元気じゃなかったんでしょ?無理やりランドセル背負って行かせて、心が病気になったらダメじゃん。」
ごもっとも。それでも、毎日登下校を見守っていた母親としては、やっぱり今でもランドセル姿は嬉しいもの。
とはいえ、心身ともに元気なことが前提であって。ランドセルがあろうがなかろうが、子どもが笑顔でいることが大事。
本当に辛い時は、言葉にすることが難しい。
そんなことを痛感した半年。
それでも、人と話すことってとても大切。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?