イラスト3か月上達法をためしてみた(その3)
来ていただいてありがとうございます!スタマック・ジャックです♪
さて、前回までのことをさらっと。
さいとうなおき先生の最速上達法にチャレンジしています。
お手本として設定した絵師様の絵柄に極力似せて描く
↓
似せたぞ!!(似てない)
↓
ひとり反省会
↓
課題点をさぐって練習(今回ココ)
ここまでの内容って4行で済んじゃうのか……って自分で引きましたけども、だいたいこういう展開でした。(毎回ムダに長くてスミマセン……)
というわけで、上にも書きましたが今回は「課題点をさぐって練習」をやっていきます。
課題点を一点にしぼって練習
お手本となる神絵師様と自分がマネして描いてみたものを並べてくらべるっていうのは、それだけで苦行でしたけども
さいとう先生の最速上達法では、ここで出た課題点を「ひとつにしぼる」とのことです。これはかなり強調されていました。
そこで自分が選んだのはやはり「まずは顔だろう。似てないから」です!
今回は顔の練習以外のことはやらないことにします。
ここからそれを解決するべく練習に入るわけですけれども、何の練習をすればいいかは自分で考えることになりますね。
さいとう先生の動画や最速上達法の本にも練習法がたくさん紹介されているので、そのあたりをヒントにしてみます。
模写をしてみる
そこで自分がやろうと思ったのが模写です。お手本と見くらべて自分の絵が似てないのであれば模写をすれば気がつかなかった発見がありそうです。
考えてみたら、今までほぼやったことがありませんでした。まあ、横に置いて見ながら描くのだからそう難しくは……
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
そもそも模写をしたものは自分の作品ではないので、ここにアップするのは良くないことだと思います。
でも、ここまで原型をとどめてなければ貼っちゃっていいんじゃないの?という判断です。当然、模写のお手本画像をここに貼ることはできませんが、そんなの見なくてもこれだけはわかっていただけると思います。
これは似てない。
これは本当に大真面目に描いたものだったんで、正直かなり困りました。
せっかく練習方法を考えついたのに、自分の腕のなさでその練習が成立しないとは……万事休すか。
模写の補助輪的な考えかた
ここからは自分が考えたやりかたなので、抜け出しかたとして合っているかの保証はないんですけど、こういうのこそ自分がnoteで共有すべき部分かな、とも思いまして。
自転車に例えると、本当に初めての時って普通に乗ろうとしたら転びまくるじゃないですか。いつかは乗れるようになるんでしょうけど、今回の上達法は3か月をめどに終了させること前提なので、効率も大事にしていきたいところ。
そこで考えたのが「普通に乗ってダメなら、まずは補助輪を」です。
具体的にどんなことか説明すると、いきなり真っ白の状態からスタートではなくて、まずは不透明度50%くらいにしたお手本イラストを下絵に簡単なアテを描きこみます。
とはいっても、ここでお手本イラストを貼って説明するわけにはいかないので……スミマセン、センエツながら自分の絵でイメージ画像を作ってみました笑
こんな感じで……まずは後頭部をおおうような円を描きます。なんとなくお手本を下絵にしいて見た時のサジ加減としては横顔や斜めの顔は後頭部をすこし出ているように描いたほうが似るような気がしました。
そして、顔部分は逆にそこから下にはみでるように平面で考えると……自分のお手本絵師様の絵に近づくような気がします。
だいたいこんな感じの線を引いたら下絵はいったん消します。これが補助輪です。
これを頼りにお手本を見ながら模写していくと、少なくとも輪郭や顔のパーツの位置に関しては迷いは減ってくるので描きやすくなりました。
描きあがったら、また下絵の元イラストを表示させてズレのある部分を赤ペンでチェックしていきます。小学校の時とかに書写の時間、先生に上から直された「アレ」です。それを自分でやってみました。
繰り返しこの絵師様のいろんな絵、いろんな角度の顔を使って描いていきます。
自分的にはお手本絵師様は老若男女を描きわけるところもすごく好きなので、おっさんやお兄さんお姉さんも模写したりしてみました。やはりそれぞれ同じ絵柄として成立しているので描きかたの共通点みたいなのも探りたい部分です。
そして翌日。
昨日は補助輪つきで練習してみたけど、今日はどうかな。と、おそるおそる下絵なしのアテを書きこんで模写してみます。
……これがなんでなのかわからないんですけど、あとから下絵と合わせてみてもだいぶ合うようになったんですよ!
感覚的なものだったんだろうか……。
さて!ともあれ、これで模写が成立する程度にはなったようです!これにて今回の練習は終わり……
じゃねーんだよッッ!!ヽ(`Д´)ノ
そうですね。
ここが今回のスタート地点です……!
あとは昨日と同じで、描いてはお手本と合わせてみて、ズレている部分を書きこんでいく。するとなんとなく「また目の大きさが小さいな」とか「男のキャラはもう少しアゴが出るんだな」とか自分がよくズレて描いてしまう傾向が浮き彫りになってきた気がします。
それを脳内で方向修正しながらまた描く……。
どうなったら練習が終わりなの?
コレ、いつまで続ければいいんでしょう笑
さいとう先生いわく「何かしらの発見があるまで練習を続ける」とのことですね。
発見か〜。
顔だけポンポン模写はしていったんですけども、ハッキリとした「こうすれば似るのか!」みたいなのには、正直出会えてないですね。
ただ、いくつも描いていくと微妙な「輪郭の端からの目の距離」とか「口の位置が今まで描いてた絵と全然ちがう」とか言葉にしづらい感覚はうっすらわかるようになった気もします。
あくまで、模写は「顔を似せるための手段のひとつ」ですからね。
ここからは模写はやめて「お手本絵師様になったと思って練習絵を描いてみる」ということをしてみました。
こんな感じのものをいくつか。
こういう練習も今までしたことなかったんだよな……。
顔を左右に振ったパターンの練習です。
どうして目が合った時だけ怒ってるんですかね……!!
まあ、そんな小ネタも入れつつ描いてみました。
少なくとも練習以前よりは手グセなどの感覚的なものもふくめて、お手本への理解が深まったのかもしれません。
次はまた実践
というわけで、ホント「一応」ですけれども、これで顔の練習は終わりにして次に行くことにしましょう。
模写というのは、そもそも自分が手を動かして描くことよりも「そのためにお手本をよく観察する」という、見る訓練のほうが重要だそうです。
たしかに描きながらだと集中して観察したりもできたのかな。
では、次はこの練習をふまえて、また何か絵を描いてみようと思います♪
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?