イラスト3か月上達法をためしてみた(その2)
お手本として設定した絵師様の絵柄で絵を描く
前回のあらすじ。
多くのお気に入りの神絵師様たちから、この上達法で3か月「お手本絵」としてお世話になる絵師様をひとり設定するということをしました。
その後すぐにすることというのは、その人になりきったつもりで無理やりにでも絵柄を寄せながらトレースでも模写でもない、自分の1枚絵を描く。
とのことでした。
描いてきましたよ!はい、ど〜〜ん
や〜……。
線の雰囲気も今までの自分とはちがっていると思ったんで、それを意識しだしたら急にガクガク自信がなさそうな描線になってしまった感はあったんですけども。
自分で言うのもアレなんですけれど、けっこう猿マネにだけは自信があって。絵って基本的に拡大して描くじゃないですか。お手本にする絵師様のPDF版の画集で「コレ参考になりそうかな」というページを横に置いて描くじゃないですか。それも拡大して。
目。
よし、同じテイストの目が描けたぞ!
口。
あの絵師様ならこういう時はこういう口を描くだろう!
そんな感じでわりと引っかかりなく絵が1枚完成して「できたぞ!」って全体を見るために画面を引きにした瞬間。
あら不思議!ぜんっぜん似てないのが完成してたですよ!!
描いた絵とお手本をくらべる
えええ〜〜〜!?ってガッカリしながらお手本と見くらべていきます。
パッと見「似てない」「消したはずのいつもの俺がいる」などと思ってしまった以上は、お手本をよく観察していくと問題点がたくさん出てきます。
たとえば、顔のパーツの形はなんとなく(それでもよく見るとだいぶちがうんですけど)似せたつもりでも、その配置や大きさに問題がある場合、似た顔には見えないんだなぁ……とか。
顔の上の赤い線はお手本の画集の中から似た角度の顔を貼りつけて、目・鼻・口の位置を書きこんだものです。
だいぶズレがありますね。同時にこれが自分のクセというか傾向なのかもしれません。
一番の問題と思われるものをひとつ選ぶ
想像以上に問題だらけだったんで。
一番っていうとかなり難しいところがありますけれども、やっぱり改善を急がなくてはならない場所は顔でしょうね。
上の問題点の画像にもありますけど
「顔がなんかちがう」
その「なんか」をどうしていくのか。
この段階でそれをハッキリさせていかないとなんですけど、こればかりは挑戦しているそれぞれの人によって全然課題がちがうんで。
さいとうなおき先生の動画にしても書籍版のほうを見るにしても
「キミの脳内にある「なんか」とはコレだ!!」
みたいなことは教えてもらえないわけですよ。
そんなの動画内から語りかけてきたら、絵の練習どころじゃないなんか別のこわいヤツじゃないですか。逃げなくちゃじゃないですか。わかんないですけど。
さいとう先生の実体験や練習法の例などは書籍のほうでもわかりやすく紹介されてはいるんですけども、情報を取捨選択したり、ここは少し自分で考える必要がありそうです。
次の3段階目では
はじめの1枚の絵から出た問題点を解決するために練習法を考えて実践するということをしていきます。
もう始めているんですけど、個人的にはコレかなりキツく感じますね〜笑
「猿マネには自信がある」とか言いつつ、マネすらできていないなんて……。
ただの猿じゃないですか。
はやく人間になりたい!!
では、練習がひと段落ついたらまた♪
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