見出し画像

令和7年度共通テスト 受験上の配慮について私が伝えたいこと 7/10更新

令和6年度の共通テストを受験上の配慮を受けた上で受験しました。
今回は配慮申請について伝えたいことを、私なりにまとめてみました。
追記:令和7年度版の配慮案内が公開されましたので、その情報に更新しました。
大学入試センターのサイトからダウンロード、資料請求できます。

診断書は指定様式

まず引っかかりそうになったのはこれですね。受験上の配慮を受けるためには診断書の提出が必要ですが、これはほとんどが大学入学センターの指定様式です。指定様式は配慮案内に同封されています。
私は一般診断書を取得しかけました。病院の一般診断書では受理されませんので、お間違えなきよう。
ちなみに、令和7年度もコピー(印刷したもの)利用可能です。医師に依頼する際に予備を渡しておくと良さそうです。

配慮案内ページより抜粋


申請書。他にも診断書、状況報告書(該当者のみ、主に発達障害関連)があります。

装具の着用でも許可が要る

かなり配慮の項目が細かいです。
「こんなのに許可が要るの!?」というレベルで要ります。まあ公正な試験実施のためには仕方ないでしょう。
私は歩行のために装具をつけていますが、
配慮項目にきちんと「補装具の着用」がありました。配慮項目リストをよく読んで、申請漏れがないように気を付けましょう。細かいが故にさまざまな配慮を受けることができるとも考えられます。

私が受けた配慮
・補装具着用
・1階又はエレベーターが利用可能な試験室で受験:1階になりました。
・トイレに近い試験室での受験:トイレが真横にある試験室になりました。

準備は早めに!

一般出願は9月下旬に行われましたが、配慮申請は8月から行えます。

8/1~9/3までに申請すると、9月下旬に審査結果(許可/不許可)が届きます。

それ以降(9/4〜9/24,9/25〜10/7)は9月に申請したとしても11月下旬に審査結果が届きます。

出来る限り9月下旬ルートで申請してください。
なぜなら不許可の可能性もあるから。

私は少し遅れてしまい11月下旬ルートでしたが、不許可におびえていました。そうならないためにも、審査結果は早めに受け取っておいた方が吉。
ほとんどの方が学校を通して申請すると思いますので、早めに配慮申請内容などを話し合っておきましょう。
出願前に配慮申請をした方は出願時
「受験上の配慮出願前申請済届」の提出も忘れずに。

審査結果受領後


点字、代筆解答、拡大文字問題冊子等を申請した方には、10月下旬に確認書が届きますので、確認して必ず返送。

出願/配慮申請状況に応じて「審査結果通知書」が届きます。これで許可不許可が分かります。私は全て許可でした。
「申請したのにジャッジされてない事項があるんだけど!?」
は必ず指定場所に連絡。

全許可。



次に12月上旬に「配慮事項決定書」と「受験上の注意(配慮者用)」が届きます。
この「受験上の注意(配慮者用)」は必ず読んでください。ほとんど一般者用と同じですが、所々違う場所があります。どうせ一般者用と同じだろうと思っていると痛い目あいます。間違い探し風に読み比べるのも楽しいかも。

年明けに大学から連絡が来ることもあります。たいていが内容の確認と入構時の注意点だと思います。私は「試験場内への入構」を申請しましたが、大学からナンバープレート番号を聞かれました。

試験時

受験・写真票・配慮決定書受験上の注意(配慮者用)の3点をクリアファイルにぶち込み、その他諸々必要なものをもっていざ試験場。
すぐに提示できる体制を整えたほうが良いかもです。私の場合、車に乗ったまま門番に提示しました。
車で行く場合は時間に余裕をもっていきましょう。かなり渋滞にあいやすいです。開門時刻に合わせて行くのも一つの手。私は開門時刻の5分後ぐらいに着くように行きました。

試験中は受験・写真票と配慮決定書を机上に置いてください。
一般教室でも。
あとは監督者の指示に従って動いてください。

結論:早めに動きましょう。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?