見出し画像

共通テスト 受験上の配慮について私が伝えたいこと

令和6年度の共通テストを受験上の配慮を受けた上で受験しました。
今回はそれについて伝えたいことを、私なりにまとめてみました。令和6年度の情報を元に記述しますが、今年(来年)受けられる方は必ず、今後出される令和7年度版の配慮案内を参照してください。

診断書は指定様式

まず引っかかりそうになったのはこれですね。受験上の配慮を受けるためには診断書の提出が必要ですが、これはほとんどが大学入学センターの指定様式です。指定様式は配慮案内に同封されています。
私は一般診断書を取得しかけました。病院の一般診断書では受理されませんので、お間違えなきよう。
ちなみに、令和6年度はコピー使用可でした。診断書依頼時に、間違った時用に予備を2~3枚渡しておくと丁寧かも。

申請書も書く必要あり。

装具の着用でも許可が要る

かなり配慮の項目が細かいです。
「こんなのに許可が要るの!?」というレベルで要ります。まあ公正な試験実施のためには仕方ないでしょう。
私は歩行のために装具をつけていますが、
配慮項目にきちんと「補装具の着用」がありました。配慮項目リストをよく読んで、申請漏れがないように気を付けましょう。

準備は早めに!

一般出願は9月下旬に行われましたが、配慮申請は8月から行えました。

8/1~9/4までに申請すると、9月下旬に審査結果(許可/不許可)が届きます。

それ以降は9月に申請したとしても11月下旬に審査結果が届きます。

出来る限り9月下旬ルートで申請しましょう!なぜなら不許可の可能性もあるから。
出願前に配慮申請をした方は出願時に
「受験上の配慮出願前申請済届」の提出も忘れずに。
私は少し遅れてしまい11月下旬ルートでしたが、不許可におびえていました。そうならないためにも、審査結果は早めに受け取っておいてください。ほとんどの方が学校を通して申請すると思いますので、早めに配慮申請内容などを話し合っておきましょう。

審査結果受領後


点字、代筆解答、拡大文字問題冊子を申請した方には、10月下旬に確認書が届きますので、処理して必ず返送。

最初に「審査結果通知書」が届きます。これで許可不許可が分かります。私は全て許可でした。
「申請したのにジャッジされてない事項があるんだけど!?」
は必ず指定場所に連絡。

全許可。安心した。



次に12月上旬に「配慮事項決定書」と「受験上の注意(配慮者用)」が届きます。
この「受験上の注意(配慮者用)」は必ず読んでください。ほとんど一般者用と同じですが、所々違う場所があります。どうせ一般者用と同じだろうと思っていると痛い目あいます。間違い探し風に読み比べるのも楽しいかも。

年明けに大学から連絡が来ることもあります。たいていが内容の確認と入構時の注意点だと思います。私は「試験場内への入構」を申請しましたが、大学からナンバープレート番号を聞かれました。

試験時

受験・写真票・配慮決定書受験上の注意(配慮者用)の3点をクリアファイルにぶち込み、その他諸々必要なものをもっていざ試験場。
すぐに提示できる体制を整えたほうが良いかもです。私の場合、車に乗ったまま門番に提示しました。
車で行く場合は時間に余裕をもっていきましょう。かなり渋滞にあいやすいです。開門時刻に合わせていくのも一つの手。

試験中は受験・写真票と配慮決定書を机上に置いてください。
一般教室でも。
あとは監督者の指示に従って動いてください。

結論:早めに動きましょう


この記事が参加している募集

#受験体験記

1,410件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?